2000-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サクランボ

毎年この時期、山形の友人からサクランボ(佐藤錦)が送られてきます。 もう15年以上変わることがありません。 昨日の夕方、宅急便で届いた今年のサクランボも、木でしっかり熟した真っ赤な身で、甘みがとても上品です。友人のおじさんの農園で収穫された…

酒 酒 酒

サロン’85 ピリニー モンラッシェ’95(ヴェルジェ) シレックス’94 ミュズニー’87(コント・ドヴォギュエ) シャトー テルトル ロートブッフ’91 シャトー レオヴィル バルトン’85 天狗舞 中三郎 磯自慢 純米大吟醸 開運 波瀬正吉 大吟醸 純米無…

食後酒

お酒を飲むための食事ではなく、料理を楽しんでいただくためのお酒でありたい、という思いがあります。 食中にヘベレケになるほどお酒を飲むよりは、料理とのマッチングも含めてお酒もじっくり味わっていただくのが理想的です。 物足りない方のためには食後…

宴会

15人以上のメンバー、コンパニオンもしくは芸者のお酌、お客様同士のお酌、ご返杯、料理は食い散らかし、お酒も何を飲んでいるのかわからなくなり、とりあえずアルコールであればよし、ひたすら飲み、自分の席にとどまる人は少なく、大声で語り、騒ぐ。 典…

ニッポン チャチャチャ

バレーボール日本女子が、東京オリンピック以来初めて、オリンピック出場を逃したそうであります。 TVでゴールデンタイムに放送し、ニュース番組の度にに「バレーボール○○まで何日」なんて取り上げれば、興味がなくても目がいってしまいます。 で、 試合に…

シャンパン

寿司にシャンパン と言うお話は以前に書きました。 個人的にもシャンパンは大好きで、もう15年以上クリスマスの「とっておきシャンパン」は欠かしたことがありませんし、フレンチレストランに3人以上で伺ったときには、白ワイン−赤ワインよりはシャンパン…

定番

身につける物については定番ものが好きです。 というより、センスがいいわけでなく、持ち玉をいっぱい揃えられるほど裕福ではない身にとっては、定番が便利です。ただの面倒くさがりとも考えられますが。 夏ならしっかりした生地の白Tシャツ、白と黒のポロ…

支店

日本料理でも、フレンチでも、イタリアンでも、中華でも商売が成功し軌道に乗ると、支店、という話になります。 以前に伺ったことのあるイタリアンも知らない内に支店ができていて、流行のピッツアを主力にした店作りをしているようです。 私ン処? 「どう?…

今月のCD

☆チック・コリア「ピアノ ソロ」(オリジナル) 前回、といっても数年前のピアノソロは、巷の評価ほどの傑作とは思えませんでした。今度は良さそう。同時発売の「スタンダード」は注文待ち ☆リチャード・デイビス「ザ・ベーシスト」 ジャズベースの巨匠のも…

縞鰺

ちょっと小ぶりですが、天然の縞鰺が手に入りました。 生き物・天然をこの地で使えるのは私には初めてかも知れません。 東京のお鮨やさんで「縞鰺!」っていうのには覚悟が必要です。 言うときには他のお客さまに聞こえるようにいちゃったりします。 そうい…

グラディエーター

リドリー・スコット監督と言うだけで期待してしまいます。 「グラディエーター」、映画です。 今監督の名前だけでファンを興奮させるのはリュック・ベッソン、クウェンティン・タランティーノ、リドリー・スコット、最近のウオルシャスキー兄弟・・・(個人…

急募

どなたか、夏休み中でも嫌な思いをしないで済む、心地よいリゾートホテルを知りませんか? 部屋数はできれば50室以下。 海でも山でも構いません。 ガイドブックに載らない、オンシーズンでもやっつけ仕事をしない滞在型ホテルです。 お勧めを是非教えてく…

カラオケ

この日記を一週間でも続けて読んだ方なら、板前の音楽好きはご存じのはずです。 かなり好きです。 が、 カラオケがダメです。 カラオケで無理矢理歌わされたことでさえもう十五年くらい前。 歌を口ずさむことはあっても、当時のカラオケの曲の中には、通して…

菊理媛

ククリヒメと読みます。 石川県鶴来町の「菊姫」が造った最上級の日本酒です。 菊姫の大吟醸は、十五年以上前、私が大吟醸の凄みを初めて知ったエポックメイキングなお酒です。長年地酒のトップを走り続け、平成元年に平成蔵という新しい蔵を建てた記念に造…

だいたい一年

ホームページを立ち上げてほぼ一年になりました。 ピッタシ「一周年おめでとう」とくす玉割ってやっても、一緒に喜んでくださる方は、たいしていそうもないので、自分一人で「よしよし良くやった」と自分を誉めてやることにします。 何しろ、日記については…

作家の値打ち

料理については、店に入って、最初の一品が出てきた時点で、その店に素性が90%くらいまで見えますし、良きにつけ悪しきにつけ、批評めいたこともできるような気がします。 食の世界で生活しているのですから当たり前です。 活字の世界ではどうか? 活字中…

クロスオーバー

昨夜はいつもの勉強会でした。 今回の発表者が一番東端に店を構えているために、遠い人は高速道路を使っても2時間近くかかります。 それでもやってくる和洋中お菓子まで20名近くの若いオーナーシェフ、職人は意欲と向上心の固まりのような連中ばかりです…

鞄を探しています。 次の世代まで使える位の皮製、色は焦げ茶 A4の書類が入るくらいのアタッシュケースを一回り小さくしたくらいのサイズ 手帳、読みかけの本、CD、CONTAX T2、めがねなどの小物等が楽にはいる厚み できればスーツでもカジュアルでも対応…

ハモ

梅雨の雨をすってハモはうま味を増すといわれます。 2〜3日前からやっと地物のハモが入ってきました。 様々な料理方法があるハモですが、今の時期はまずお椀です。 骨切りをして、刷毛で薄く切った身一枚一枚に葛を打ちます。湯に通すことで白い花が咲いた…

ハゲ

遡ること3代、曾祖父から父まで全員ハゲていました。 どのDNAを受け継いでいても間違いなく結果は同じです。 20代の頃から既に諦めの境地、時間の問題だけと思い続けてきました。 ところが、今現在も禿げてる、とまではいっていません。ふさふさではない…

パスタの見識

地方のグルメ番組でパスタを食べさせる店を何軒か取り上げていました。 カルボナラーニにかつおダシを隠し味として入れる店 そのカルボナーラに粗挽きの胡椒の他にイタリアンパセリ(?)のようなものをのせる店 海の幸をのクリームソース 生クリームのベー…

カラオケ 口パク

サラ・ブライトマンがニュース ステーションに出て歌っていました。 あの手の生放送に出演するのは、営業活動としてはかなりおいしい効果があるとは思うのですが、訳のワカラン弦楽器十数人をバックに、存在しない管楽器やらスネアドラムやらハープやらの音…

砥石

一般の家庭では切れなくなった包丁はどうしているのでしょうか? 砥石を常備しているお家なんてあんまりないんでしょうね。 切れなくなったら、新しいのを買う?って聞いたことがあります。ホントでしょうか? 日本料理の職人は包丁を研ぐのも大事な仕事の一…

桜田

八日市の名店「招福楼」の調理長を長く努め、10年少々前に京都に開店なさった「桜田」さんの噂はずっと聞いていました。 中心から少々はずれていても客足が絶えない。 昼席はいつも女性客でいっぱい。 予約を取るのが難しい。 私ン処へも出入りする輪島塗…

お席

近頃では、ファミリー レストランの好影響か、レストランに入って、自分から席を探して座ってしまうお客様というのは少なくなってきました。 よいレストランでは、フロアの上の立場の人間が、席を選んでくれることが多いものです。 最近できたカフェ レスト…

悲愴

高校生の女の子が「悲愴」(ベートーベン ピアノソナタ)の第二楽章を練習しているのを聞きました。 こういう曲は、CDやコンサートで完成されたものを聴く機会しかありません。 練習のために細分化されて高音部、中音部、低音部と区別して聴くと、なんと美…

いらないもの かっこわるいもの

衆議院解散の時の「万歳」 選挙カーでの連呼 たすき 必勝鉢巻き 拳をあげた「がんばるぞー!」 拳をあげた「えい!えい!おーー!」 自らの政策、公約を少人数で討論するような集まりを頻繁に開く立候補者と、どの候補者にもに自由に参加するような有権者っ…

もしもしーー

「もしもし」は今では電話以外に使うことはありません。 で、 気になるのが若い世代の「もしもし」です。 「もしもしぇ〜〜」 もしくは 「もしもしゅーぃぇ」 もしくは 「もしゅぃもしゅぃーーぇ」 ニュワンスをうまく書けませんが、こんな風になっていませ…

横浜の小父さん

亡くなった遠い親戚の小父さんは明治生まれでした。 大手都市銀行の支店長の定年後、退職金で世界一周旅行をし(昭和30年代後半)、横浜の外国人の住居を買い取って生活をしていたというスーパーモダンな夫婦です。 初めてお家を訪ねた昭和30年代後半(…