2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

京都の紅葉

紅葉狩りを目的に京都へ出かけたのは、思い返してみたらもう四半世紀前、アメリカから友人が来日した時に祇王寺へ案内した時以来でありました。 比較的よく京都へ出かけていたのも店を新築した10-15年前のころ。暇を見つけては連れ合いと日本料理店を訪ね、…

オーネット・コールマン

昭和の時代には、ジャズ好きでなくてもオーネット・コールマンというミュージシャンの存在は世の中に認知されていました。 歴史的な名盤「ジャズの来るべきもの」が録音されてから半世紀が過ぎようとしています。先日のNHKFM「ジャズ・トゥナイト」はオーネ…

 備忘録として

ル・コルビジェ「小さな家」 和田哲哉「文房具の足し算」 ワクサカソウヘイ「中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる」 うっかり記録を忘れてしまう読書備忘録。この三冊の前に何を読んでいたのかさえすぐには思い出せないというほど健忘症は進行しています…

第五世代ipod

購入から半年ちょっとでipodの充電機能が壊れかけてきてしまいました。二日に一回の充電をしても途中で止まってしまいます。 この手のトラブルでipodがないと禁断症状が出そうな私には修理で時間を取ることはほぼ考えられません。 ・・・というわけで、もう…

甘鯛ほか

遠州灘の甘鯛 ひさしぶりに1.5kgを超える大きさです。 この甘鯛は昆布〆に、松輪漁港の鯖は〆鯖、鯛も加えて今日のお造りです。 小笠町の天然自然薯 本来、天然だから自然薯というはずなのですが、近頃では天然風に栽培された自然薯も多いのであえて天然自…

天然鴨

何週間か前から頼んでいた無双網捕獲の天然鴨が千葉から届きました。 ローストして骨からは出汁を。肝をすりつぶしてソースにし、ごぼうをパリパリに揚げて上からかぶせました。使うお酒は達磨正宗平成8年古酒。 修業時代の30年前、合鴨でさえ手に入れるのは…

イングロリアス・バスターズ

午後からタランティーノ映画「イングロリアス・バスターズ」へ。 今時珍しいほど命が軽々と奪われていく戦争映画なのはタランティーノならではの描写ながら、映画としての出来は超一級。ワクワク ハラハラ ドキドキが最初から最後まで途切れることなく続きま…

縣さんへ

休日の映画の前に、連れ合いが仲良くしていただいている喫茶「縣」さんへ。 奥様の料理好きと、ご主人の木工大工好きが高じて・・・というと趣味の延長のように見えますが、ここまでくれば長年築いた夫婦の美意識を表現する場所として立派に成り立っています…

ボージョレー・ヌーボーが下す未来予想図

Twitter上で見た記事に、毎年のボージョレー・ヌーボーの評価についてのコメントがあって面白く読みました。 さっそく調べてみるとこんな記事も 記事はきっとそのうちリンクできなくなってしまいそうなので、毎年のコメントを書きだしてみるとこんな風になり…

三浦半島 松輪の鯖 1.3kg 脂がたっぷりのった極上です。 福井県 大野市 上庄農協の里芋も入荷し始めて秋が深まってきました。

地元のブラジル人

とても興味深い記事を教えていただきました。客観的な目を持った浜松在住のライター資質を持った方が書いた内容はかなり説得力があります。 数だけをとらえれば地元にとってブラジル人のかなり大きな存在です。一時期は50万人の人口(政令指定都市前)に5…

出羽の里

出羽の里 相撲取りのしこ名みたいですが、山形で造られる酒米の一つです。 以前に十四代のこの酒米を使ったお酒を紹介したことがありますが、今回は「くどき上手」の亀の井酒造が造るものです。 亀の井さんは十四代同様、酒米に取り組むことにとても熱心で、…

七垂二十貫

昨日の平和酒造「紀土(kid)」がいつもそばに置いておきたいお酒だとすると、「十四代 七垂二十貫純米大吟醸」は特別な日のお酒。 これまで「十四代 特吟愛山」として播州愛山を使って造られていた四合瓶お酒がこの七垂二十貫に変わりました。 netオークシ…

kid

「紀土」 kid と読むのだそうだそうです。 紀州の紀の字があらわすように和歌山のお酒。 ネーミングとデザインの秀逸なところでもわかるように30代の蔵元と30代の杜氏が造るお酒。 サラサラ流れるだけでなく味わいのふくよかさと切れ味を兼ね備えた、飲…

リハーサルでわかる凄み

素人にはなかなか理解できないプロの凄みは、必ずしも本番ではなくリハーサルで目の当たりにすることがあります。 たとえば、グレン・グールドの練習風景の映像は私には衝撃的でした。 ガウンを着たグールドが一心不乱にピアノに向かい、ふと手を止めて窓か…

 お節料理

今年もお節料理のご注文をお伺いします。 ご注文はこちらからどうぞ。

段取り

料理人の仕事の良し悪しはすべて段取りで決まるといってもいいと思います。 私なんぞもともと鈍で手が早いほうではありませんから、段取りは特に大切です。たとえば単純作業を繰り返すとき、材料が右にあるか左にあるかだけで随分とスピードが違うものです。…

和え物その2

秋にはよく献立に上る「柿なます」 今回は地元浜北の次郎柿と浜名湖のどうまん蟹 天盛りに茨城産の根三つ葉を添えます。

仕分け人

TVで見る行政刷新会議の「事業仕分け」ってTVドラマ「水戸黄門」みたいです。 「こっちは悪、こっちは善」 「私たちは国民のために悪を切り捨てている」 無駄遣いかどうかを査定することを公にすることには大変意義があることであるのは認めるのですが、庶民…

和え物

日本料理には和え物がよく登場します。 今だったらこんな献立 分厚い椎茸が出回る秋が深まったころ 焼椎茸にして小指の先くらいに切りそろえ、烏賊と「白酢和え」にします。白酢は豆腐を半日押して水分を切って裏ごしし、胡麻ペースト、酢、薄口醤油、味醂、…

twitter情報

昨日は市橋容疑者拘束の情報も、森繁さん死去の情報もtwitterで知りました。 「どうやら拘束されたらしい」とか「これから新幹線に乗るところ」とか刻々と話題が各所であがってくるのです。 で、 一夜明けて今朝。市場がお休みなのでちょっとだけのんびりし…

蓮餅

今月のお椀は蓮餅(れんもち 蓮根餅ともいいます)に平湯葉 車海老 根三つ葉を具材にした銀杏のすり流しです。 蓮餅は文字通り蓮根をお餅のように仕立てたもの。冬に向かって美味しくなる蓮根をすりおろし、浮粉 卵の素(マヨネーズの酢ぬき)を混ぜ合わせて…

9to5なお仕事

この厳しい経済状況の中、nine to five(9時から5時まで)の決まった仕事時間で裕福な暮らしができているとしたらかなりラッキーなんでしょうね。 料理人と言う因果な商売を選んでしまったがゆえに、社会人になって以降nine to five(9時から5時まで)なんて…

お子さんの成長

小さなころからご両親に連れられてご来店してくださっているお子さんたちの成長には目を見張ります。 昨日はたまたま二家族のお子さんたちを久しぶり(といっても1-2年ぶり)に拝見して、その成長ぶりにわくわくしました。 小学校高学年から高校くらいまでは…

鮭児

一万本に一本の割合といわれる鮭児(けいじ) 生の状態で3kgを超えるものをいただいたのは多分初めてです。 以前にも冷凍の鮭児は使ったことがあったのですが、今一つピンときませんでした。今回は別物。「あっ、こういうもんか」と少しは理解できるような…

紅葉バイク

一年に一度、この時期だけちょっと自慢げに乗っちゃう私の自転車。 手書きの紅葉・・・って自転車っぽくない? とはいえ、誰もそんなことには気づかないただの自己満足。

別の公園

先週末はウチの子(犬)といっしょに初めて出かける公園に。 木々が秋の装いを見せ、静かな時間が過ぎます。

紅玉

10年くらい前、紅玉リンゴは一般市場では人気がなくて、注文をしないと手に入りませんでした。ところが、最近ではいわゆるスウィーツ・ブームのせいか普通にいつでも手に入るようになりました。 秋、この時期になるとデザートは紅玉のムースをご用意します。…

愛山

福井県の黒龍が初めて醸す酒米愛山(あいやま)を使用した純米大吟醸です。 今、全国の蔵元が興味を持っている酒米かもしれません。 もともとは大手メーカーの剣菱が兵庫県の契約農家に栽培をさせていたお米で、以前の資料ではわずか38ha耕作面積しかないと…

円楽さんの死

三遊亭円楽さんが亡くなり、TVワイドショーネタとして取り上げられるのを何度も見ます。 同じ落語家さんの追悼の言葉は「笑点」仲間のものばかり、私的には圓窓さんとか、下世話ですが円丈さんの言葉を聞いてみたいと思っていたのです。今日休憩中のワイドシ…