2003-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トルシエ・ジャパン

ワールドカップ・サッカーを初めてみたのが1986年のメキシコ大会。 国中を熱くするスポーツ大会はオリンピックではなくてサッカーなのだと知ったのもこのときです。昨年日本もやっと国民全体でそれを実感したと言えます。 2002年日韓共催ワールドカ…

秘蔵酒

石川県珠洲市の「宗玄酒造」の営業部長さんが店に寄ってくださいました。 若手新進気鋭の能登杜氏の坂口さんは、開運(静岡県大東町)の波瀬正吉さんの一番弟子、坂口さん自身も開運で10年頭(かしら)を勤められた方です。 昨年夏にはこの蔵の純米大吟醸…

野菜さらに

昨日の農家さんのお話では説明不足でしょう。 今普通の大きなマーケットに行くと、全国どこでも同じような野菜が並べられています。 大根は青首大根だけ、白ねぎは三本セットの太さが均一なもの、キノコは同じように栽培されパックつめされたもの、ナスは一…

谷野野菜

今日も休みの朝、谷野さんの畑で野菜をいただいてきました。 黄蕪は蕪蒸しに、紅芯大根、緑芯大根は刺身のツマに、アリオリ大根はゆずと一緒にお漬物に、源助大根は煮物に、このほかにも農家さんを指定した三浦大根も含め大根、蕪にとても恵まれています。 …

年を感じる

同じ町内の仲間が経営するスポーツ用品店で激安バーゲンをやっていました。 そろそろウオーキング用のシューズがくたびれてきていましたので、店を覗いて「ウオーキング用でなんかお奨めない?」と私。 「これなんか今人気あるよ」と軽くて履きやすいスニー…

床節塩辛

鮑の子供、ではないのですが、かなり小ぶりの鮑のような貝を「床節」といいます。 二時間、大根とともに茹で、醤油と砂糖で煮たものは私ン処の定番でもあります。 今回手に入ったのは床節の中でもかなり小さな品物、「この大きさじゃ使えないなぁ」という私…

早春 日本酒の会

春まだ浅き2月22日(土曜日)、早春の日本酒会を開きます。 今回のお題目は「早くしないとなくなっちゃうよ」 昨年年末またはそれ以前に手に入れた生産量の少ない銘酒を集めた会です。 例えば、 田酒 純米大吟醸斗瓶 田酒 純米大吟醸山廃 十四代 龍月 十…

評論

この「シックス・センス」の世界を霧のように覆っているのは恐怖ではない。悲しみだ。自分は他人と違っているのだという少年の悲しみ。その少年を愛していながらどうしても理解できない母親の悲しみ。かつてそうした少年を救い得なかったという精神科医の悲…

五台目

五台目のパソコンがやってきました。 このアナログ頭の板前に5台??と自分でも首をひねってしまうのですが、壊れてしまったのですから仕方ありません。 最初にパソコンを手に入れたのが平成3年。計算能力が全くない私には最適、ということで100万円く…

お弁当に源助大根

仕出しのお弁当に入れるべき焚き合せのお野菜、手頃なものが見当たりません。 お弁当なのでそうそういい素材というわけにもいかないのですが、真冬に茄子というわけにはいかなし、かぼちゃだってだめ、里芋ももう時期は終わってしまったし、海老芋もそろそろ…

何が伝わるか、何を伝えるか

松井のNY ヤンキース入りがメディアを賑あわせています。 野球には全く興味がないのでよく知らないながらも、日本での松井の実力とメディアへの対応の上手さは大リーグ入りについても例外的に好意的な目に捉えられているようです。 それにしても、たった7年…

ラーメングルメごっこ

ラーメンが大好きです。 大好きゆえに今の一部のラーメン屋さんとメディアをめぐるグルメごっこを見ているといたたまれません。最近、TVや雑誌などで見るラーメン特集は狂ったままどこかへ行ってしまいそうな雰囲気さえあります。。 一昨日見たあるTV番組で…

漁港の側

「漁港の側の料理屋だから新鮮な魚を使っているとは限らない、地物の魚だけを使っていることはない」 というようなことを掲示板で書きました。 昨日のローカルニュースで紹介されていた料理店の一つは、焼津漁港に隣接しているそうです。漁港の側だから美味…

スタンダードを持つ

古今亭志ん朝さんのCD10巻 18話を繰り返し聞き続け、今年に入って立川談志さんを聞き始めました。 「饅頭恐い」「ねずみ穴」「風呂敷」「笑い茸〜胡椒のくやみ」「芝浜」 まだほんのちょっと聞きかじった程度です。 TVなどで垣間見ることのある高座の談志…

半落ち

読んでいない名作、北杜夫「楡家の人々」と、子供の先を越されていた恩田陸「像の耳鳴り」を読み始めて幸せにひたっていたところなのに、昨年度のあらゆるベストテンに顔を出し、上位に食い込んでいる横山秀夫の「半落ち」が気になって、ぱらっとめくり始め…

成人式

尊敬する料理人さんのご一家が、娘さんの成人のお祝いで会食に寄ってくださいました。 上のお姉さまの成人式でもお出でいただいています。奥様のお話では、25年前、ご両親の結納も私ン処でやっていただいたのだそうです。さらにはおじいちゃま、おばあちゃ…

ダブルマグナム

お客様ももうそろそろお帰りになる頃、お得意様からお電話をいただきました。 「今仕事場の新年会で面白いワインを開けたから持って行ってあげるよ」 持って行ってあげるよ・・・・って言ったって掛川からです。磐田、袋井と二つの市をまたいでタクシーでわ…

自信満々の

以前福田和也さんの「作家の値打ち」をペラペラめくっていた時に、絶賛される石原慎太郎が目にとまっていました。 作家としての石原慎太郎は特に興味があるわけでもなくて、ベストセラーだった「国家なる幻影」を読んでいるくらいでした。 ”国民的俳優と作家…

様々

正月休み中、ランチに伺った近所の天麩羅屋さん。お手頃価格と変わらぬ安定した味に、カウンターのみの小さな店のお昼はいつも満席です。 常日頃、「料理は素材である」「店は小奇麗でなければならない」などの主張はこの店の前ではガラガラ崩れます。 ラン…

板前の理性なき胃袋

”板前の理性なき胃袋”という題名で、昨年一年浜松のタウン誌へコラムを書かせていただいたことをこの日記にも書きました。 ネタのない板前ですから、書いた内容と言うのはサイト上の板前日記の焼き直しであることが多いのですが、地元以外の方は読む機会があ…

本〜ナツメロ

正月の連休はまとまって本が読める数少ない休みですので、心ばかりがはやり、さて、何を読もうかと迷います。 文芸評論家福田和也さんの「作家の値打ち」などというガイドブックは、「俺の好きな作家がひどくけなされている」と怒りにページをめくれないとい…

お節料理Ⅶ

私の家庭では正月の一日二日の朝はお雑煮とお節料理に決まっています。お節料理はもちろん自分で作ってお客様に売ったのと全く同じヤツです。 普段の料理はできたての熱々を召し上がっていただくか、お弁当でも仕上がって1時間以内くらい食べていただくこと…

お決まりの

「あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします」という決り文句。 年末の「どうぞよいお年をお迎えください」という決り文句が好きです。 別にいまさら好きですと宣言することもないのですが、…

新年

皆様,、新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 2003年が皆様にとってよりよい年でありますようにお祈りいたします。