2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

若い力

この2-3年の不景気の中、個人店で力を感じる店がオープンすることがまれになっています。特に田舎町では。 昨日伺ったのは以前からうわさを聞いていた小さなレストラン。定休日が同じと聞いてなかなか訪問する機会が見つからなかったのですが、昨日やっと…

マニュアル車

営業用の小型バンの車検にともなってやってきた代車は、浜松を代表する軽自動車(?)のマニュアル車でした。 5年ぶりくらいにハンドルを握ってみたものの、クラッチを入れ忘れていきなりエンスト。オートマチックに体が慣れきっているのですね。 しかし、ち…

白子筍

京都 向日市(むこう) 今年初の白子筍です。 京都市の南側、長岡京に隣接する向日 筍の産地です。 一本が1kg強。生でスライスして食べてもえぐみは微塵もありません。これが白子筍の凄みです。

石山さんのトマト

いつも言っていますように、地物だから素晴らしい、地産地消であるから美味しい、安全。。。とは全く思っていません。素材を求めるためには全国、世界中どこであってもその品質こそが私にとって大切なのです。 とはいえ、素晴らしい素材を作る方、獲る方が地…

焼筍の自家製のアンチョビソース

京都乙訓の筍を焼筍にしています。 備長炭をカンカンの高温に熾し、強い火でガシっと焼あげると、とうもろこしのようなあすぱらのような香りがたち登ります。こういう時、備長炭は高い温度を作ることができて重宝します。 この献立をにらんで造り寝かせてお…

レポ購読

北尾トロさんの「レポ」の定期購読を始めました。 定期購読なんていつ以来でしょ?記憶さえ定かではありません。 定期購読と言っても一年に四冊。 レポの四つの約束として 1.「レポ」は編集人北尾トロからの読者への超分厚い手紙です! 2.読んでも人生の役に…

田舎くささからの脱却

休日にコーヒー豆を買いに出かけた際、ふらりとある蕎麦屋さんに立ち寄りました。 情報もなく、小腹を充たすくらいのつもりでしたので大きな期待もせずにはいったその店は、それなりににぎわっているものの、いかにも田舎町の風情です。よく言えば野趣のある…

オリーブ

三ヶ月ほど前に予約注文しておいた南仏のオリーブオイルとオリーブペースト エクストラヴァージンオイルは深い黄緑色でにごっています。何より香りが高い。品質の高い食材に、クリスマス島の塩、このオリーブオイルを振り回すだけで料理として完成してしまい…

花山椒

京都から花山椒が届きました。 山椒の花のつぼみです。 山椒は若い葉を春に木の芽として使い、次に花山椒、そして実山椒と移っていきます。中でも花山椒はごく一時だけの香りです。 木の芽よりも香りが柔らかで、さっと茹でて水にさらしたものは、しゃきしゃ…

風評

皆さんは震災時に情報はどのように手に入れていましたか? 私は、というと、一年半ほど前から始めていたtwitterと、つい最近始めたfacebook、一年前から使い始めたiphoneとPCでgoogleリーダーを使った様々なニュース ブログからの情報が素晴らしく有用でした…

ファインアートの爆発力

ビートたけしさんのBS番組 「たけしアート☆ビート」第一回放送の蔡國強さんの花火アートを見てぶっ飛びました。アートにはとんと疎い私でも「こりゃぁ すっげー!」と言葉に出てしまうほどのパフォーマンスです。火薬のもつ制御できない破壊力と、繊細で計算…

渡邉さんの山菜

福島 土湯温泉渡邉さんの山菜が届きました。 原発事故の影響で今年は無理かも・・・もしかするともう永久に・・・というお話をいただいていた渡邉さんの山菜、検査が済んで安全を確認し、採取が可能になって、今年初めての山菜です。 天然山菜を使うようにな…

備忘録として

最近読んだ本 これから読む本 つまりこの一ヶ月くらいの間にベットサイド デスクサイドに積んである本 「漂砂のうたう」木内昇 「死の棘」島尾敏雄 「きことわ」朝吹真理子 「戦後を語る」加藤周一 「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 「evernote情…

藤森さんのベスト10

10位 オビエドとアストゥリアス王国の建造物(スペイン) 9位 メテオラ(ギリシア) 8位 カッパドキア(トルコ) 7位 アルベロベッロのトゥルッリ(イタリア) 6位 天壇(中国) 5位 古代都市テオティワカン(メキシコ) 4位 ストーンヘンジ(イギリス) 3位…

素の中にプロのスゴさが

地上波を好んで見る事はほぼありませんので、サントリーのこの映像がTVで流されているのかどうかはよく知らないのですが、食傷気味なACのCM(であることくらいは地上波をあまりみなくてもしっているほど露出過多)よりはさすがにセンスのいい作りだなと感心…

ザ・ファイター

BSで山田洋次監督がおっしゃっていました。 若い助監督時代 ヌーヴェルヴァーグの影響を受けていた頃には、小津安二郎監督の映画なんてバカにしていたものでした。ある日先輩助監督に「どんな映画でも芯に家族の物語を植えると骨格がしっかりしてくるものだ…

床節

三重から床節が入ってきています。 表面をたわしで洗って、殻ごと大根と一緒に二時間ほどことことと。 出汁 酒 味醂 濃口醤油 薄口醤油 砂糖でこっくり焚きます。 先週からは三河の鳥貝 剥きあさり 赤貝 みる貝 福田の蛤などもぷっくりと美味しくなってきま…

白川(白甘鯛)

今シーズン初の遠州灘産白甘鯛(白川) 2.6kgです。 甘鯛(赤甘鯛 京都ではぐじ)も白川(白甘鯛)もうろこをこんな風にすき引きします。 身は昆布〆にして煎り酒のジュレと塩昆布をのせて、あしらいに菜の花とうるい 頭は骨蒸しが美味しいです。

自粛の嵐

世の中、自粛の嵐が吹き荒れているようです。 始末が悪いのは「自粛!」という声の出所が定かではないことです。 石原都知事の「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」「同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感ができてくる」…

名演その35〜いつの間にか心に残っている名盤

山下達郎さんのNo.1ヒット曲「クリスマス・イブ」を、アルバム”Merodies”が発売されたときに、その収録曲の一曲として聴いて、歴史的なヒットとなると想像したファンは少ないと思います。私にっとって「クリスマス・イブ」はたくさんの秀作の中のいつもの一…