2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
かなり遅めの昼食は、美術館から歩いて行ける大須商店街にあるぴピザ屋さんへ。 三時と中途半端な時間では、薪竃で焼いていると聞くピザ屋さんも火を落としているかも・・・というのは、全くの杞憂で、三時でも20分待ち、美術館に続いての行列です。私自身は…
名古屋に移ったヴァン・ゴッホ展へ出かけてきました。 日本人 みんな大好き印象派、中でも愛してやまないヴァン・ゴッホです。 お得意様に「混んでるよぉ」とは告げられてはいたのですが、まとめて観る機会がなかなかありませんので、少々の混み具合は承知の…
東北のお酒をいつも以上に積極的にお客様に召し上がっていただいています。 お客様も「おっ、東北だね」と興味をしめしてくださり、「がんばれ東北」の意識を共有できるような気がします。 ざっと並べて見たのは 十四代 大吟醸生角新 大吟醸山田錦 大吟醸酒…
立川志の輔さんのパルコ公演の録画、最後の演目が「中村仲蔵」でした。 これが素晴らしい仲蔵でした。 私が知る「中村仲蔵」は名演として名高い正蔵(彦六」さんと、さん喬さん(円楽さんもTVで見たかも) それらは、仲蔵が忠臣蔵 定九郎を演じるところだけ…
昨日、mailで届いた「今役立つ保存食 激安」と書かれたmailが届きました。見ればそのほとんどが冷凍食品。冷凍食はもしもの時には役立ちません。電気が途絶えれば数日で腐ってしまいます。 その点、乾燥食品は役立ちます。 仕事をしていて、ふと、気づいたの…
地震以降、情報を取捨選択するために欠かせないツールとなったtwitter。 私のTime-Lineには「自粛 不謹慎はなにも生み出さない」の論調ばかりが目立つのですが、世の中の動きは自粛 不謹慎の嵐です。このオピニオンリーダーは誰なんだろう?どこなんだろう?…
昨日のエシェゾー1983に続き、本日は同じDRC(ドメーヌ・ド・ロマネ・コンティ) グランエシェゾー1994 ご相伴 なんという幸せ。二日続けてのDRCであります。
京都の筍最盛期に向けて自家製アンチョビ作り。 以前に紹介したクリスマス島の塩を使って塩漬けにします。
備忘録としてご相伴ワインのアップ DRC エシェゾー1983 DRCにこういうキャラクターの熟成感があることを知ったのは初めて。幸せ。
先週末から富山湾の蛍烏賊が入荷するようになってきました。同じ頃地元の分葱(わけぎ)も入ります。 さぁ、ぬた和えの準備です。 大切なぬた味噌は京都の西京味噌で作ります。甘みの強い西京味噌に味醂 酒 砂糖を加えて湯煎にかけます。3-4時間の湯煎で味噌…
そろそろお米はでまわり始めたかもしれませんが、蕎麦のお話をしましたので、うどんも。 うどんも蕎麦と同様にお惣菜レベルには乾麺でも充分に美味しくいただけます。今回は出汁の美味しさにおごるためのレシピです。 うどん出汁はやっぱり昆布の香りが高い…
コメント欄に投稿していたしていただいた「凧」浜松祭り中止の理由は、警察機関を東北地方へ送るための警備の問題、中田島砂丘の地震 津波の危険への問題 なのだそうです。これは至極納得できる理由です(市のサイトでは中止の理由が載せられていません) 特…
今夕、「浜松祭り中止」の報がmailで届きました。 昭和天皇崩御の時もお祭りは行われました・・・が、今回の震災による自粛のようです。 「今こそ自粛をやめて、経済を活性化させ、元気と義援金を災害地へ」という自粛反対の意味とは別に、浜松祭りの中止は…
被災地ではないところで買い占めによる食料品不足の噂を聞くようになりました。 今朝、近隣のマーケットでは米が品薄であったとか。あわてて取引の米屋さんに電話を入れると 「品薄なんてことはないですよぉ。お宅の分はちゃぁぁんとありますから」と。 私が…
店の目と鼻の先に有名になったとんかつ屋さんがあります。 以前にもちょっと触れたことがありますが、イシバシレシピで取り上げられたことがきっかけなのか、週末になると行列ができます。調理場からそれがよく見えます。 もちろんこのお店、近所のことです…
出汁は削った鰹節と昆布からだけしかできないわけではありません。 魚や肉の骨、それらを煮込んだときにも美味しい出汁ができますので、無駄にしないで使ってみましょう。 たとえば、煮豚。 様々な料理方法がありますが、今回使うのは豚の肩ロースの塊。煮込…
被災地では今日のおにぎり一つが手に入らない場所があるという状況で、首都圏では買占めに走る人々が横行していると聞きます。 被災の経験のない私ですが、もしかしたら場所によってはお役に立てるかもしれない料理法を少しづつですが発信していきます。 生…
「おっ、地震だ。揺れが長いな。この後大きな揺れがくるのかな?」と休憩時間中に本を読む手を止め、天井の照明の揺れを見ていました。 と、すぐに連れ合いが「東北が凄い揺れらしい」と知らせてくれました。 TVをみると津波警報が出ているものの、到達時間…
TVを見て「腹を抱えて笑う」経験をしたのはコント55号が最初で最後であったような気がします。 成人してから以降の確かな記憶でも、涙を流して笑うような「お笑い」をTVで見た覚えがありません。 小林信彦さんによれば、コント55号はTVに出る直前が絶頂…
昨日のご相伴ワインはシャトー・オーゾンヌ1979 憧れのオーゾンヌ、恥ずかしながら自腹で飲んだことは一度もなく、ありがたいことにご相伴ワインとして数回。このワインを持ってこられたお客様は「以前にもオーゾンヌ持っていたよね、確か」 こういうときに…
フレンチの巨匠 ジョエル・ロブションが絶頂期のころ「55歳で引退する」と言ったのを聞いて愕然としたことを憶えています。 アメリカなどでも若くして事業に成功し、40代で引退、後は悠々自適などという夢のようなお話も聞きます。 わが身を振り返ると、…
アメリカで高校大学を過ごした友人が語るには「現エリザベス女王のスピーチを聴くとね、英語ってこんなに美しかったんだぁ。。って思うのよね」と。 どの国の言葉も、美しく語られたとき、その言葉は心に響きます。 演説が人々の心を動かした時代が確かにあ…
今日はめずらしく各部屋のお子様がたくさん。全部で8人でした。 中学生一人 小学生三人 四歳二人 十ヶ月一人 二ヶ月一人 このうち6人が産まれたときから店にお越しいただいています。なんともありがたいことです。 お子様がいらっしゃるお席は例外なく和や…
本日のご相伴ワインは ロマネ・コンティ社のロマネ・サンヴィヴァン1998
ある地元雑誌の企画で、パンの食後感のコメントを書いています。 なんで日本料理の職人がパン?・・・と思われるでしょうが、そこン処が編集者の絶妙なさじ加減なわけで、同業者では不都合もある、全くの素人では読者への信憑性がない。ってなわけで白羽の矢…
青森西田酒造の田酒 最上の純米大吟醸斗瓶のold vintage 10年 11年 12年 14年の熟成を重ねたものをセットにしています。 田酒の斗瓶自体、一年にごくごく少量しか手に入らない稀少酒ですから、私自身二年の冷温熟成(自家熟成)までしか飲んだことが…
料理人が今のようにTVにでたり、本を出したりするようになり、メディアに普通に取り上げられるようになったのはつい最近のことです。 ”私の記憶が正しければ”たぶんTV番組「料理の鉄人」が放映された頃から。 それまでは料理店が取り上げられることはあって…
20年近く前のこと、銀座「レカン」で食事をしたときのこと。皿に添えられていた塩に旨みがあって「美味しい塩ですねぇ、どちらの?」とメートルさんに伺うと、「クリスマス島の塩です」という答えがかえってきました。 各地の塩が入手できるようになったの…