2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

座持ちのよさ

理想的な料理店はというと、腕のいい職人気質のご主人と上品で座持ちのいい女将さん・・・なんて皆さん思うでしょうが、座持ちのいい女将さんもしくはサービススタッフというのは腕のいい職人さん以上に難しいものです。 マニュアルで動くチェーン外食店は論…

なぁぁんだ、そういうことだったのか。

昨日お話に及んだ「未知との遭遇」が、監督であるスピルバーグのどういう心の変遷の中で出来上がり、その後の彼の映画製作の過程でどういう変化をしていくのか? つい先日読んだ町山智浩さんの「映画の見方がわかる本」で詳しく取り上げられています。 目か…

スーパー8

封切りを楽しみにしていたJ.J.エイブラムス監督作品「スーパー8」を観てきました。 映画全体を包む1970年代後半のトーンに始まり、様々なシーンがスピルバーグの「未知との遭遇」「E.T.」へのオマージュに満ち満ちているのです。 未知との遭遇世代の私にはそ…

名演その36〜あっという間に虜

最初は名演だと気づかずに、いつのまにか心に残っている名演があるということをの前回の「名演その35」で取り上げました。 性懲りもなく続けているこの名演シリーズは基本的に過去10年以上前の作品を紹介しています。ファンの間ではすでに名声が固定化しつつ…

知らなかったこと〜タイアップ

以前にラジオで聞いた町山智浩さんのお話。 映画業界のタイアップ(プロダクトプレイスメント・・・っていったっけ?)は今、熾烈なようで、映画によっては数十を越えるタイアップ企業がつくのだそうです。たとえば60社の企業のタイアップ商品を使わなければ…

山菜 最終

「みず」と「ふき」 ねまがり竹の次にこのふたつが現れるとそろそろ山菜もお仕舞いかな・・・という気分になります。 このあと、じゅんさいや夏野菜が出てきて夏本番をむかえるようになります。

日記更新の遅れ

リニューアルから一年、板前日記の更新はこの一年ほぼ毎日ではなくなってしまいました。 以前のように調理場を若いスタッフに任せておいてPCに向かうことができなくなり、朝から晩まで仕事をしつつ、合間をみてなんとか更新と言う綱渡り状態でありました。 …

塩味の問題

私の修行時代、30数年前には、地方による味の格差は確かにありました。 大阪京都の方々が当時、関東をちょっと見下しつつ「東の味付けは辛くて食べられん」と言ったように、薄味の関西、濃い味の関東はその通り存在していました。実際、私が修行から帰った実…

青梅

この数年、青梅の甘露煮は紀州 古城梅を使っています。 五月から七月にかけての新緑の頃、実山椒も青梅も空豆もうすい豆の緑が鮮やかです。

あこがれの北島亭

職人としてその仕事にあこがれ続けてきた北島亭さんに週末やっと伺うことができました。 記憶だけで思い返す献立は 冷たいメロンのスープ ミントの香り 蝦夷ばい貝マリネ 豚とフォアグラ パセリのテリーヌ(連れ合いには海胆のスープジュレ カリフラワーのピ…

雑感

ずいぶん久しぶりに矢野顕子さんの1992年(だったか?)作品”Welcome Back”をiphoneに入れて聴いていました。 しょっぱなの”It's For You”が本当に本当に素晴らしい。 PAT ファンにとっては名アルバム”As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls” での演奏が…

原田さんの野菜

友人のシェフの紹介でいただくようになった、若い農家 原田さんの野菜です。 無農薬 路地栽培でもとてもきれいですし、なにより昼に収穫した野菜を夜お客様に召し上がっていただけます。 近隣の小規模な料理店ばかりが集まって原田さんの野菜を分け合ってい…

備忘録として

備忘録として最近読んだ本、これから読む本 「あなたのいる場所」沢木耕太郎 「抱影」北方謙三 「砂の王国」萩原浩 「空白の五マイル」角幡唯介 「弦と響」小池昌代 「うちの妻ってどうでしょう」福満しげゆき 「心洗われる話」ちくま文庫 「大発見の思考法…

メディアの論調と当事者の言葉

メディアが鬼の首をとったかのようにひと並びになって誰かを攻撃する時、できれば発言した本人の言葉を聞いてみると意外な真実が見えることはよくあります。 少し前、「沖縄はゆすりの名人」発言で更迭されたアメリカの外交官ケビン・メア氏とイージス艦「あ…

時代の先取り?

前回日記でScan Snapと名刺ファイリングソフトで名刺を管理している人は、結局私の周りには誰一人いなかった・・・と書きました。 このことを例にとるまでもなく、ITをはじめてとして時代の技術を取り入れることに積極的であるかどうかは、最近ではあまり意…

名刺デザイン

15年ぶりくらいに名刺のデザインを変えてもらいました。 リニューアルを期にお付き合いを始めたデザイナーさん作。 ほとんどお任せだったのですが、ひとつお願いしたのが、scanしやすいデザインと字体にしていただくこと。 私がいただく名刺の多くは企業の定…

百田尚樹さんのtweet

twitterを覗いているとたまに刺激的な発言が目に付くことがあります。 昨日の放送作家にして小説家の百田尚樹さんのtweetにはドキドキしました。 内容はこんな感じ 腹に据えかねることあって、『永遠の0』のテレビドラマ化のオファーは断った。テレビ局の連…