2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャンセン セレック

カリフォルニア・ワインの雄 ジョシュ・ジャンセンさんの作るワイン「カレラ」 昨日ご披露したキスラー同様、手に入りにくいワインの一つです。 ジャンセンさんはオックスフォード大学留学中にワインの美味しさに目覚め、ドメーニュ・ロマネコンディやドゥー…

アプローズ

昨日お話をしたアカデミー賞。大勢の前で喝采を浴びるという機会は一般人にはなかなかありません。ましてやスタンディング・オベイションとなれば、日本で個人が得られることはほぼ無理。 以前にもお話をしたことがありますが、有難いことに、私、スタンディ…

キスラー

初めて手に入った「キスラー」 有名なカリフォルニア・ワインです。 入手が難しく、これまで一度も手にしたことがありませんでした。今ではnetで高いお金を払えば入手だけなら可能になってきましたが、netでお酒や食材を買うことはほぼありません。信頼関係を…

賞賛の言葉

褒められて嬉しくない人はいません。 ましてや褒めてくれるのが一代をなした人であれば喜びもひとしおです。 今年度アカデミー賞、助演男優賞助演女優賞ではそれぞれに五人のかつての受賞者が壇上に現れて、今年度のノミネーターに賛辞を与えました。それは…

ラジオ好き

ブルータスの特集は「なにしろラジオ好きなもので」 ラジオを熱心に聴き始めてまだ2-3年の初心者には、まだまだ知らない有名番組がたっぷりと。なにしろラジオには長寿番組が多いのです。深夜放送なるものが若者にもてはやされ始めた昭和40年代には雑音…

オスカー獲得

「”おくりびと”を過大評価するよりも・・・」と週末に書いたら、三日もしないうちに映画界最上の評価 オスカーを獲得。 赤面な私。 んでも、この映画、映画人の情熱を感じるよりも前に、マーケッティングの臭いを感じてしまうんですよね。そこんところがねぇ…

入荷した松輪漁港の鰆二本。 両方とも水準をかなり超えた鰆なのですが、一本は太り方、一本は身締りの点で一長一短があります。微妙な差ではあるのですが、脂ののりをとるのか、よりよい鮮度をとるのか、いわば極上のさらにうえにある選択。贅沢な悩みです。…

「映画」 「母べえ」

映画は見る前の事前調査を忘れません。 というより、一年にそれほどたくさんの映画を観る時間もないですし、観たい映画がこの地で上映されませんので、いきおい、観るべき映画は選ばなければなりません。まっ、本も音楽も同様の作業を知らない間にやっている…

いただきもので。。。

谷野ファームさんにたくさん頂戴した源助大根、さてどうしようか?・・・と考えて、よこぜきで頂戴した磯自慢の吟醸粕で一部を漬物にすることにしました。 吟醸粕を酒と味醂に一晩漬け込んでゆるくのばし、西京味噌、黄ざら、米焼酎などを入れて調整します。…

昔の家庭料理

TVのやることですから目くじらを立てるようなことではないのですが、料理のこととなると気になってつい口を出したくなります。 まず見ることはないお昼の番組で、有名司会者が「母の思い出の味」「イタリアの思い出の味」と題して自ら料理をしていました。 …

エルサレム賞の村上春樹さん

ニュースではほんの一部分しか報道がなかった、エルサレム賞受賞のときの村上春樹さんのスピーチがどんなものであったかを池田信夫さんのblog知りました。 オバマ氏が言葉の持つ力を思い知らせてくれたように、村上さんのかの地での言葉は心に重く響きます。…

こんなご飯

先月末から今月にかけてのご飯はこんな風。 炊き立てのご飯にくみあげ湯葉(出汁と薄口醤油でのばしてとろとろに火を入れたもの)をかけ、さらにしっかりした味のあんをトロッと。変形の湯葉かけご飯です。

合う人合わない人

私の場合、根っから食い意地がはっているもんですから、料理店へでかけて料理を残すことはほぼありません。 たくさん頼みすぎることもありませし、コースの料理が多すぎて食べきれなかったこともありません。 自分で選んだ店が「だめだぁ。こりゃ不味くて食…

冬の定番

1月から2月にかけての私ン処の定番 三河湾の柳鰈 若狭焼です。 柳鰈に一塩あてて水分を取りながら寝かせ、薄口醤油とお酒をベースとしたかけ地をかけながらじっくり焼きます。 子持ちですので、腹に入った子に火が通るように焼き上げるのが理想的です。身…

ダイエットの目的

20代の頃はいくら食べても太ることはありませんでした。 きっと太らない体質なんだ・・・と本気で信じていたくらいです。 30代は、結婚後太ったとはいえ許容の範囲内、食べ過ぎてもダイエットにいそしむほど太ることはありませんでした。 40代、本格的…

飢餓感が生む幸福

首都圏在住で、仕事をやりくりすれば夕方のコンサートに間に合うような幸せな音楽ファンと違い、コンサートが開催される時間帯は一番のかきいれ時、首都圏の百分の一のコンサート情報しかない田舎町では、ライブを楽しみにする感覚は皆無です。 「えーーーと…

続けてよいのか?

「店の日本酒の目玉は?」と言われれば、 希少なものを除けば、「静岡県の最上各種と十四代、黒龍」でしょうか。 これらは常に切らすことなくお客様に楽しんでいただいてきました。 「んじゃ、ワインの目玉は?」となると。。。 「アンヌ・グロと2000年以…

主張しないCG

休日に「ベンジャミン・バトン」を観てきました。 この一ヶ月ほどは毎週注目の新作が公開されて嬉しい。 この映画、リーマンショック以降のハリウッドではもう製作は無理・・・といわれるほどの巨額がCGに使われているのだと、鑑賞以前に聞いていました。 そ…

料理人必読

直木賞をとる以前にお得意様からお奨めしていただいていた山本兼一「利休にたずねよ」 料理人必読の書です。 美意識とは何かをこの本では理解はできなくても一端を感じることができます。 茶の湯を経験することなく取材だけでここまで書き上げたとしたら、そ…

こうじんめぬけ

「こうじんめぬけ」といってすぐに姿が頭に思い描ける方はたくさんはいらっしゃらないはず。 一昨年写真をアップしたことがありますが、もう一回。 こんな姿の魚です。 6.2kg 大きいです。 三浦半島松輪漁港であがり、ほとんどは市場へ現れずに闇から闇へ…

炎上ブログ

スマイリー・キクチさんのブログに悪辣な書き込みをしたということで18名が書類送検されたことが、二三日前から話題になっていました。 net上で公に発言している身としては他人事には思えません。 有名サイトの多くはこの手のブログ炎上を教訓にコメント欄…

今年は一三五號

昨年は一三七號 今年は一三五號の名前で出てきました。 やっぱりタンクの番号みたいですね。久保田 万寿のこのタンクだけを無濾過生原酒で出荷するというわけです。 新潟酒といっても糸魚川以南のお酒のように濃厚な味わい、万寿をイメージすることはなかな…

レボリューショナリー・ロード〜燃え尽きるまで

一週間ほど前の日記で映画「エレジー」を「カップルで見るには辛い」というふうに書いたばかりなのですが、それにこりもせず、さらにカップルにはハードルの高い「レボリューショナリー・ロード〜燃え尽きるまで」を先日の休日に観てきました。もちろんいつ…

ほうれん草料理

お安いほうれん草をたっぷりいただいたのでほうれん草料理二種類同時進行で。 ひとつはほうれん草のチャーハン。玉子、冷ご飯、長ネギのみじん切り、チャーシューの切れ端で普通にチャーハンを作り、仕上げの前に大量のザクザク切ったほうれん草を投入。火が…

ご時勢の節分

毎年豆まきに伺うお付き合いのある神社、今年の参加者はおよそ20%減といった感じです。企業経営者だけでなく、市長や議員さんにも欠席が目立ちます。不況の波は節分の豆まきにまで・・・というか、参加費用がばかにならないからこそ真っ先に削られてしまう…