2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

長距離ドライブ

浜松という地にいると、東京方面にいくにも、名古屋大阪方面に行くにも、電車なら新幹線、車なら東名高速道路を使うのが日常なのですが、久しぶりに山道をウネウネと長距離ドライブをしてきました。とはいえ、義兄の運転で私はall助手席で楽チン。 ランチャ…

奇跡の一夜

昨年、ボサノバの巨匠ジョアン・ジルベルトが来日していたことさえ知らずにいました。 めったにコンサート開かないジョアン、来日の可能性さえないと思っていたのですが、2003年に東京、横浜で開かれたコンサートは、一本のギターだけですべての聴衆を魅…

21グラム

映画「21グラム」 心臓移植をする(たぶん)大学の教授、夫と子供二人と穏やかな生活をおくる夫人、様々な前科を持ちながら信仰によりどころを見つけようとする男性。三人の物語が切り取られ、ばらばらにされ、時系列もシャッフルされて進められるのですが、…

包丁の柄

魯山人の著作の中で、ある名家のお手伝いのおばあさんが料理の名人であるという噂を聞いた魯山人、「そいつの台所へ行って包丁の柄を見てみよう。仕事ができるかどうかすぐわかる」と言った。というのがありました。 包丁の柄の汚れは職人のバロメーター・・…

さくらんぼ

山形の友人から毎年極上のさくらんぼが届きます。 頂き物の中で一番嬉しいものの一つです。 何しろ高価です。 メロン一個の¥7000以上があまり気にならないのに、さくらんぼの1kg¥7000に目を丸くしてしまいます。気持ちの問題なのでしょうね。 食卓に赤い…

街の巨匠

昨日の休日の夕食は「豚生姜焼き」添え物に「ジャガイモのガレット」頂き物のゴルゴンゾーラチーズを使ったパスタ。 豚の生姜焼きは誰でもできそうなどこにでもありそうな献立なのですが、レシピは以前にTV「チューボーですよ」で紹介されていたものです。 …

巡回サイト

ネットをご覧になる方には、皆さんそれぞれの日々巡回サイトのようなものがあります。特に日記サイトを愛読するようになると、毎日立ち寄らないと落ち着かないというサイトの一つや二つは必ず持っているようです。 とはいえ、個人的にお付き合いがあるサイト…

焼酎好き

各種の焼酎を集め始めたのはたしか7-8年位前からです。 芋焼酎も森伊蔵やら村尾やら伊佐美やら、味もよく理解できないのでとりあえずお有名どころを取り揃えたりしていたのですが、ほんの1〜2年位前まではだれも焼酎の注文などしてくれませんでした。 伊蔵…

あやや、スッゲーー!

いわゆるアイドルというのにうつつをぬかした経験というのがありませんでした。 その昔、周りが天地真理派、南沙織派、アグネス・チャン派といわれたって、私のアイドルはマイルス、コルトレーンで、オーネット・コールマン、アルバート・アイラーを理解した…

米農家さん

日本人にとって大切なお米のことは、料理を生業としていながらちっとも知りませんでした。 というのも、平成7年まであった食管法によって米つくりや米の流通は政府によって管理され、農家さんは自分の作りたい米を作り、売りたいように売ることができず、消…

ライブ

「ウィーン・フィルのCDを買うよりも、チャンスがあるなら地方の交響楽団でも、ライブの方が感動を与えてくれる」という名言をはいた友人がいました。 確かに音楽はライブで聴く時、録音では得られない新鮮な興奮を与えてくれます。 もうライブハウスで音楽…

均一が正しいか?

ワインの場合、その年の葡萄の出来によって毎年味が変化することは周知の事実です。ワイン好きに言わせると「19○○年はいい年である」とか「○○年のこのシャトーは例外的に素晴らしい」とかヴィンテージによって評価が大きく分かれます。 昔は私もヴィンテージ…

皿洗い

ただ単純に忙しかっただけでサイトを更新ができませんでした。一週間に1〜2回といのは久しぶりかもしれません。 普段日記をチマチマ書いているのは、大概仕入れから戻ってスタッフが出勤するまでの小一時間の間です。休憩時間は昼寝をしなければ体が持ちませ…

魚、野菜、肉ともにできる限り産地を特定し、お酒は生産者まで知っていたい・・・・などといっておきながら、考えてみると日本人にとってとても大切な「米」は長いお付き合いの米屋さんに頼りきっていました。 農家さんをたずねて畑やハウスは見学しながら話…

恐怖体験

「えーーー、なぁぁんだ、親方も齋藤塾なのぉ」 お見えいただいた、創業以来三代に渡る(お客様は四代)お付き合いのお得意様がおっしゃいました。 中学、高校生の時、齋藤塾に通ったことがあるというだけで一晩語り合えるというほどの強烈な英語塾がその昔…

有歓伯

石川県松任市 天狗舞の「有歓伯」(ゆうかんぱく)です。 天狗舞が始めて世に出した純米大吟醸、蔵元車多壽郎さんと杜氏中三郎さんが最高であると選んだ年の純米大吟醸の斗瓶を寝かせ熟成させた逸品だそうです。 それ以上の内容は公表されていません。 天狗…

出品酒

地元「花の舞」の鑑評会出品酒を昨日頂戴しました。 無濾過生原酒斗瓶取 審査員が飲んだのと同じレベルでいただけたのは多分今年も私ン処だけです。 残念ながら今年は入賞を逃がしてしまったそうですが、私には賞を取ったかどうか自体はたいした問題ではあり…

究極?

日本料理の献立の中でも「御椀」には季節が凝縮していなければならないといわれています。 先付け、前菜に続く、華やかなお椀の蓋を開けたときに、パッと目に飛び込む季節感はとても大事な瞬間です。 ある方がおしゃっていた究極の御椀は、蓴菜(じゅんさい…