2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ご相伴ワイン

お得意様のソムリエさんが持ってこられたのは「ドン・リュイナール1993」「クロ・デ・ランブレ1988」 リュイナール93はこれまで飲んだ中で一番ふくよかで豊かな味わい。ソムリエさんいわく「こういうシャルドネのセパージュ多いシャンパンは上質な白ワインと…

えーーー!やらないのぉ!

先日の休日はオスカーをたくさんとった「スラムドック・ミリオネァ」を楽しく見たのですが、TVで宣伝しているからもうやっているのかも・・・と調べた「グラン・トリノ」をこの地ではやってなぁぁい!二つもシネコンがあるのに。。。町山智弘さんは感動した…

我慢

昨日絶賛した「とんかつ やまいち」さんのことをnetでみてみると、☆印でランキングをつけるような素人言いたい放題のグルメサイトには、ごく一部ではあるのですが目を覆いたくなるような記述があるのですね。 なんという馬鹿舌 なんというコミュニケーション…

インフルエンザ

昨日の日記を書いた数時間後、フェーズ4になりました。いつフェーズ5になってもおかしくない状況、危惧は現実のものになるのかも。

職人仕事

東京へ食べに出かける時には、昼食であっても「絶対はずさない美味しいものを」と、イタリアン、フレンチ、コースで頼むしっかり二時間はかけて食べるような店を訪れることが多くなってしまいます。とはいえ、この二三年はそうした贅沢な東京行もめっきり減…

パンデミック

今年の正月、久しぶりに友人と集まって楽しく語らっているときでした。大手企業中国支社の重要な仕事をしている一人がパンデミック対策について教えてくれました。 2008年頃、鳥インフルエンザからパンデミックが起こる場所として一番危惧されいた中国で…

4年ぶり

日記を書いていて便利なのは、「いつごろ」「何があったのか」をすぐに確認できること。 20年来のお友達、腰痛がひどかったのは・・・と、板前日記を振り返ってみると4年前でした。4年も激痛に苦しめられていないのは私には奇跡的です。要はその間身体に…

無視する力

net上で言葉を発するようになって10年以上、学んだ大きなことは「無視すること」 つまらないことをいちいち取り上げない、返答するのもばかばかしい発言は無視する。 挑発するような発言に反応していいことはひとつもありません。一言も発せず無視すること…

一年分の黒龍

黒龍「石田屋」「二左衛門」を初めて飲んだときの驚きは今でも鮮明に覚えています。 「これでブルゴーニュの白ワインにも日本酒が堂々と太刀打ちできる」 最初は一年に一本しかもらえなかった黒龍は、お付き合いを深めながらちょっとづつ多くいただけるよう…

お勧めに耳を傾ける

先日ウオーキングシューズを購入した店では、ご主人のお勧めに従ったことでいい買い物ができました。 「やっぱりプロの助言は違いますよねぇ」と申し上げると、「お客様皆さんが私の言葉に耳を傾けてくださるとありがたいんですけどねぇ。自分で選んじゃう方…

ホワイトアスパラ

写真はの太いホワイトアスパラは、いつもちょうだいする香川産です。 普通のホワイトアスパラと並べてみるとその太さの違いがわかりますよね。 昆布出汁に剥いたアスパラの皮も足して茹で半日含ませます。白板昆布にきれいに並べて蒸した白魚に蒸した海胆と…

ストロー・ミュージック

この地でレクチャー・コンサートを開かれたストロー・ミュージックの匠 神谷徹さんのパフォーマンスを聴きに行ってきました。 TVなどで何度かそのユニークな楽器と神谷さんの音に触れたことがあったのですが、たっぷり二時間近いパフォーマンスを観て、未知…

再びイタリア行

デルタ ドルチェヴィータのペン先部分が再び割れて、修理のために二度目のイタリア里帰りです。 昨年末のラジオ「ライムスター宇多丸 ウィークエンド・シャッフル」の文房具特集で「三菱のボールペンに激変が・・・」というお話を聞き、早速文房具屋さんに走…

 初こごみ

今日、土湯温泉渡邉さんから届いた「天然こごみ」 さっと湯がいて下地に半日漬け、黒ゴマ和えにします。 山菜に日々変化があることが料理人にとってとてもいい刺激になります。 春野菜の沢煮椀には「かんぞう」と「山独活」 前菜には「こごみ」と「芹(せり…

プロから買え!

普段履きでもあるウオーキングシューズの靴底が固くなってきたので、もう同じメーカーを三回続けて履いているメレルを初めてnetで注文しました。 同じサイズなら同じ履き心地(これまで三回はすくなくともそうでした)と思って、安い方が・・・とnetに走った…

隠れファン

追っかけるほどではないにしても、時々ドキッとするような気分を味あわせてくれるアヤヤ。隠れファンといってもいいのかもしれません。 そういえば、ちゃんとアルバムとして聴いたことなんぞないことに気づいて、レンタル屋さんでCDを借りてきました。普段で…

パンにEX.オリーブオイル

パンにエクストラ・ヴァージンオイルをつけて食べることを覚えたのはたぶん15年くらい前からです。あるフレンチレストランでバターの代わりに「ヴァージンオイルでも美味しいですよ」と塩をちょっと添えて出してくださったのが初体験です。 それ以降、自宅で…

台湾茶

中国茶に興味を持つようになったのは5-8年ほど前。特に台湾茶のバリエーションの豊かさに魅かれてさまざまなものを試してきました。 昨年くらいからいただいているnet通販のお店では、これまででは考えられないほどさらに種類がたくさんあります。高山茶、烏…

モテタイ男子

昨日お話した川上健一さんの「翼はいつまでも」 思春期をむかえた男子の、もてたく仕方のないうずくような心情は、すべての男たちに経験があります。10代から20代にかけて、女の子に興味のない男子なんぞいるはずもなく、日常もそのことで頭がパンパンになる…

春子鯛

春子鯛と書いて「かすごだい」とよびます。 春になって鯛が産卵した後の小さな赤ちゃんの鯛です。小さくて、おろすと身がなくなってしまうほどのサイズなのですが独特の味わいがあります。 春子「かすご」という語感も素敵ですよね。 塩をあててさっと酢洗い…

青春小説

「渾身」で語り口の巧みさを知った川上健一さん。 「旅ステージ」に続いて、名作の呼び声高い「翼はいつまでも」 気恥ずかしいほどの青春真っ只中小説ながら、ページをめくる手が止まらなくて、休日一日で読了。 なにをやってもさえない中学生の主人公が、雷…

アンチョビ風

焼き筍に使うソース用のセグロイワシです。 今年は自家製で作ろうと、手開きにした鰯を三週間ほど塩漬けにしました。これをオリーブオイルに漬ければアンチョビですが、胡麻油でやってみようと思います。

ハレの日の山下達郎さん

子供のころに家族旅行が待ち遠しくてたまらなかったように、久しぶりにコンサートまでの日を指折り数えるように楽しみにしていた「山下達郎コンサート」に出かけてきました。 因果な夜の商売ゆえにコンサートや落語会に出かけられるチャンスはめったになくて…

名演その33〜名盤のない巨匠

歴史に残るヴァーチュオーソには必ず名盤が一つや二つあるものです。 が、今日紹介するトゥーツ・シールマンスには名演がたくさんあっても名盤、つまり彼のリーダーアルバムで傑出したものを見つけるとなると頭をかかえます。 たとえば、クィンシー・ジョー…

スポーツマン スピリッツ

スポーツ音痴の私にはスポーツマンのメンタリティーはよくわかりません。 先日あるラジオのインタビューでスポーツ・ジャーナリストがこんなことを言っていました。 「息子にプロスポーツマンになれとはあんまり言いたくないんですよね。仕事柄たくさんの一…

日本刺繍〜安部恭子展

四日市まで食材探しも兼ねて、日本刺繍の安部恭子さんの個展へ伺ってきました。 モチーフとなる野の花も、刺繍も私には縁遠い世界なのですが、会場に一歩足を踏み入れただけでその繊細にして優美な世界に驚愕しました。 写真にある「春落ち葉」は、微妙な落…

錫器

お湯割りに使ういい器が見つからなくて、折に触れては探していました。 ちょっと厚手のグラスをいままでのように使ったものか?最近はやりの土物、たとえば備前のようなざっくりした陶器を使ったものか? 迷っているときに、店の標準焼酎、本坊酒造さんの「…

老醜と老秀

ある内輪の打ち合わせ会議でのこと。 「初めての方もいらしゃるから」・・・と全員の自己紹介から始めると、長老格が「ちょっと一言いいかな」としゃべり始めました。 その長老の人となりを知る人は「またかぁ・・・」と内心溜息をつきつつうつむいて我慢が…

重い腰

重い重い腰をついにあげて、VHSヴィデオの音源をDVDに落とす作業を始めました。 機械音痴な私には、オーディオの配線をやりくりするのは苦行以外の何物でもありません。ただでさえ苦手な配線なのに、家族からのけ者にされているオーディオ機器は狭い場所にあ…

葉山葵と毛ガニ

福島の渡邉さんから今日届いたのは葉山葵とカンゾウ、セリ。 同じく今日入荷した北海道の毛ガニと葉山葵を酢の物にします。