お席
近頃では、ファミリー レストランの好影響か、レストランに入って、自分から席を探して座ってしまうお客様というのは少なくなってきました。
よいレストランでは、フロアの上の立場の人間が、席を選んでくれることが多いものです。
最近できたカフェ レストランに入ったときのこと、昼食時を少々過ぎていたために2〜3割の入り具合、入り口で2名と告げました。
マネージャーらしき女性は、すぐ側のキャッシャーにいたのですが、席に案内してくれたのは若いアルバイトらしい女の子でした。
私から見れば、空いているいい席はいっぱいあるのに、出入り口に近い席に案内されてしまいました。
顔がみすぼらしく貧乏そうに見えるのは仕方がない上に、身なりも貧相に見られたのか、なんとも辛いものです。
「できれば、あちらの席に」と要求しようとしたものの、笑顔がないサービスの女の子の様子を見て、さらにいやな思いをしそうでやめにしました。
もしかすると、この店ではまだ席の重要性などは気に留めていないのかもしれません。店はそう言うことも考えてよさそうな作りなのですが・・・
料理、サービスの内容は言わずもがなでした。
このカフェ レストラン、異業種の企業がはじめたコンセプト物のようです。
飲食業を甘く見ちゃいけません。反面教師として真摯に受け止めなくてはいけません。
ところで、女性と和食のお座敷に入ったとき、男性は床の間を背にしていますか?
カップルなら男性が上座の方が、何となく収まりがいいものです。
男性ばかりでも、気の置けない会以外なら、自分の立場を(順列)をはっきり認識しておきましょう。妙な卑下やぼんやりした上座はみっともよくありません。どこが上座かわからなかったら、店に人に聞きましょう。
レストランに行ったときは?
レストランに入ったら、女性がまず目立つように、さり気なく振る舞いましょう。
席も、ほかの客に連れの女性をみせるような場所、言い換えれば女性がホールを見渡せるような席をすすめましょう。
レストランでは女性は女王様でなくてはいけません。
「お席」って結構難しいんです。