鮭児

clementia2009-11-07



一万本に一本の割合といわれる鮭児(けいじ)


生の状態で3kgを超えるものをいただいたのは多分初めてです。


以前にも冷凍の鮭児は使ったことがあったのですが、今一つピンときませんでした。今回は別物。「あっ、こういうもんか」と少しは理解できるような魚でした。イヤミでない上品な脂が全身にまわっていて、中でも腹身の美味しさは格別です。


漁船の上で選別が行われ、港でもさらに選別、最終的に漁協の専門家が「鮭児」の認定タッグをつけるのはごく一部になるのだそうです。


食材もお酒も味がわかるためのハードルを超えるという瞬間があるのですね。