イングロリアス・バスターズ


午後からタランティーノ映画「イングロリアス・バスターズ」へ。


今時珍しいほど命が軽々と奪われていく戦争映画なのはタランティーノならではの描写ながら、映画としての出来は超一級。ワクワク ハラハラ ドキドキが最初から最後まで途切れることなく続きます。映画には英語 フランス語 ドイツ語 イタリア語が乱れ飛び、アメリカ人 テネシー人 イギリス人 ドイツ人 ユダヤ人 フランス人が顔つきと言語で錯綜するのですが、そういうことに無知な私のような日本人にもそれらが見えてくるほどくっきり描かれます。


これは もう 絶対 映画館で観るべき映画です。


そういえば「キル・ビル」にもでていたジュリー・ドレフィスがゲッペルスの愛人役で出ていて、後で気づいたのが、ドレフェスってユダヤ系の名前? そんな皮肉、メタファ、ユーモア、オマージュのテンコモリ映画でもあります。