世の中

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クリエーター アーティスト 芸術家

「料理はアートである」 という方がいます。 また盛りつけを見て「ほとんどファイン・アートですねぇ」 とおっしゃってくださる方もいます。 が 私なんぞ「いやいや、とんでもない。アートの足下にも及びません」と申し上げ、実際料理が芸術の域まで達するの…

 月日で人は変わらない

三十八年目の再会でありました。 学生時代、専攻は原田俊夫先生の元、マーケティングでした。 原田先生の授業の別に、ハイソサエティ・オーケストラの先輩でもある鈴木誠一先輩のお声かけでサブゼミにも参加していました。 マーケティングをより深く勉強する…

 息苦しい時代の生き方

書いてしまっていいものか。。。と、ただただ迷い、もしかしたら記事自体をすぐに削除するかもしれないと思いつつも書き始めています。 桑田圭祐さんの「謝罪」は同世代の私にはかなり引っかかりました。 桑田という存在はあの手の謝罪には無縁の人だと思っ…

 十人十色

人の家の日常的な朝ごはんを食べることは、お泊りのおよばれでもしない限りあまり経験することはありません。 朝ごはんだけでなく、何時にどんなふうに風呂に入るのかとか、昼ごはん 夕ご飯の時間帯は何時ごろで、たとえば晩酌をするのか。。。などと各家庭…

 新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 昨年の新年は病院の集中治療室でむかえたことを思うと、今年は無事生還した事を実感する正月です。 昨年のすったもんだで、一度も休みなく続けてきたおせち料理を年末ぎりぎりに休まざる…

 昔話

スタッフと仕事をしながら、ふと、「私が当たり前だと思っていたことも、昭和の昔のお話なんだなぁ」と感じることがあります。 私が子供の頃(から昭和の末期まで)店のスタッフ(とは昔は当然言いません。「若い衆」と呼びました)は住み込みが当たり前でし…

 記念写真

ある方のブログに有名店を訪れたお話と共に、オーナシェフと並んだ写真が載せられていました。 スターシェフとのツーショット ほとんど芸能人と同等によくあることです。 ごくまれに、お帰りの際お客様が「親方もいっしょに写真撮りましょうよ」とお誘いがあ…

 山に住む巨匠

ふとしたきっかけで知った、山に住むご夫婦に山の恵みの魅力を教えていただいてきました。 連れて行ってくださったのは彼のご夫婦と十年以上のお付き合いのある、尊敬する実力派の料理人ご夫妻。車で天竜川筋を遡ること2時間以上、体感気温が2-3度低く、きゅ…

 叱られる力

修行する若者に対しても、自分の子供に対しても大きな声をあげて叱ることなく過ごせたことを心の中では小さな誇りとしてきました。 子ども達のお話ですとこんな記事を、弟子達のお話ですと最近のこんな記事 いずれもちょっと小自慢を含めて書いているわけで…

食べない人

料理屋に来店しようという方は、料理を食べお酒を飲むことを目的にお越しになるわけですから、基本的によく召し上がってくださいます。 ありがたいことに、分量多めの私の店でも食べ残す方は少数派といっていいと思います。 が、ごく希に、接待などの会合で…

 年齢の呪縛

昨日書いたように、年上を恐れ敬う気持ちをずっと引きずっているのは私だけではないと思います。 たとえば高校生の時、一年上の上級生がとてつもなく大人に見えてしまった経験は誰しもあること、若い時代の一年の差は経験値に大きな違いをもたらすものです。…

 年長者への尊敬

「こりゃぁ、俺に出す平目じゃぁないだろ」 若い時分に、ある地位も名誉もある年配のお客様に言われたことがあります。 ドキドキしますよねぇ。恐れ入っちゃいます。一週間は落ち込んでもおかしくはありません。 実際、15年以上も前の話なのにくっきり覚えて…

 ラーメン通の舌にはついていけないかもしれない

ものすごく久しぶりに家族でラーメン屋さんにでかけました。 ラーメンは大好きな料理なのですが、地元で正しく高い評判を聞く店がなかったこと、東京へ出かけたときでも行列に耐えてまで家族でラーメンを食べることを支持してもらえないこと、ゆえに長くラー…

 音楽仲間の来店

小学校高学年から大学まで、学生時代のほとんどは音楽と共にありました。 なかでももっとも充実していた(というのは授業そっちのけであったということです)のは大学時代のビッグバンド。 卒業後は仕事にかまけて現役世代のリサイタルもOB会にもうかがえず…

 職人を育てる

先日の「かに道楽事件」を知ったのはTwitter上の佐々木俊尚さんのtweetからでした。 ”こういう多様性を持たないと移民が来ても不幸になるばかり。「見て覚えろという日本的な指導法は通用しない。中国人に必要なのは、日本人には敬遠されがちな明確な指示」…

 狭い世界の中の料理人のプライドと偏見

大阪でこんな事件があったそうです。 ////////////////////////// 「なに灰汁(あく)取りしてんねん!」。そう叱責された中国人アルバイトの男は、先輩調理師に包丁を突き立てた。「かに道楽道頓堀中店」での事件の発端は男がカニをゆでていた鍋の沸騰に気…

 radiko解禁

ラジオが好きです。 ってのは何度もいい重ねてきました。 きっかけはpodcastでした。 気になる番組をPCで、スマホでいつでも聴ける環境が出てきてはまりました。videoが現れて、TV番組を予約してみるようになったのと同じくらい画期的にラジオが身近になった…

 口は災いの元?

料理店、特に私ン処のように小さな店を切り盛りしていると、お客様との対話はとても大切です。 大事なのはその距離感。 近寄りすぎてもいけないし、遠すぎればお得意様になっていただけない。このさじ加減はもう一生の課題です。 特に一見や裏を返していただ…

 狭い世界 再び

先日 自分がいかに狭い世界でぬくぬくと生活しているかを実感したということを書きました。 そういえば、退院直後にも同じようなめにあっていたのでした。 場所は大きな書店。病院から出たばかりで自分で本を選ぶことに飢えていた私は、本棚をなめるように眺…

 狭い世界

年末の入院とその後の通院で、総合病院に集まる患者さんたちを目にする機会がたくさんありました。 なんというか、ある意味人物の宝庫。 いやぁぁ、私、ずいぶんと世の中を知らなかったもんだ、と、驚くことがしばしばでした。 近頃の病院のことなので、年配…

 写真写り

とある事情で証明写真を撮ることになりました。 仕事の途中でキタムラに立ち寄ると、店の前に自動証明写真撮影機(っていうの?あれ)があり、さらに店内ではお店の人が撮るもうちょっといい写真もできますと表示がありました。 公にする写真じゃぁないけど…

 負けること

「どんなものでもいいから一番になってみろ」「負けず嫌いが人を成長させるのだ」 若い頃そういって叱咤激励されたことが何度もあります。 激励ならいいのですが、「だからお前はダメなんだ」のニュアンスたっぷりでした。 そんなこと言われたって、才能もな…

昔の家めし

自身の体験だけで時代を語り総括するのは危険なことであることはもちろん承知していますが、現代の感覚で過去を同列に語ることも危険であることは再三言ってきました。 私自身は「ちりとてちん」の再放送を見るのに忙しくて、話題の朝ドラ「ごちそうさん」は…

 昔話

年寄りの昔話は嫌われがちです。 しかしながら自分自身が年寄りに近くなってくると、不思議と昔話を聞きたくなってくるのです。 昔「ルーツ」という小説 TVドラマがアメリカで大変流行ったように、自分のルーツをたどりたくなってくるのでしょうか。自分が体…

 病院内ダイエット

あと3kg 多くの方々ダイエットの最初の目標がこれくらいなんでしょうが、1kg落すことの大変さに絶句するのです。 私なんぞその典型。 たとえ目標と達成できたとしても、あっという間にリバウンド。目標を達成できると「自分へのご褒美」なんていってるから…

 食品偽装 ホテルの事情

一流のホテルを使うのが好きです。 宿泊だけでなく、食事でも、ちょっとしたお茶でも、会議でも、待ち合わせでも。田舎モンの私などは、ホテルに入ると言うだけで気分が高揚し特別な時間を持てるような気がします。 真夏であってもホテルのロビーに入るとき…

 偽装・・・はない!・・・はず。

新潟魚沼隣町周辺のコシヒカリ新米を、中村文夫作ご飯炊き専用土鍋で炊いた炊きたてと、話題のバナイなんとか海老 原田農園の秋茄子 三河産甲烏賊 三河地鶏 パプリカを使った自家製タイカレー なんつって。。。 偽装はないけど普通のお総菜。 バナイなんとか…

 産地特定食材

食材の産地を特定したり、作り手を特定できるようになったのは確か平成に入ってからのことだったように思います。 店ではできる限り作り手や産地を明確にしたいという思いをつのらせ、さらにつっこんで作った方の顔が見える食材を使えるようにしてきました。…

 マニア オタクを遙かに見る

先週末は航空自衛隊浜松基地の航空ショウーでした。 休日の午前、時間が空いていて空模様が怪しい中自転車で出かけてきました。 飛行機マニアでもなく、兵器オタクでもないですし、私たちの世代は「自衛隊=右」「君が代日の丸=国粋主義」と思い込まされて…