「凧」中止の理由


コメント欄に投稿していたしていただいた「凧」浜松祭り中止の理由は、警察機関を東北地方へ送るための警備の問題、中田島砂丘地震 津波の危険への問題 なのだそうです。これは至極納得できる理由です(市のサイトでは中止の理由が載せられていません)


特に警備上の問題は巨大な祭りには欠かせないことも、警察機関との折り合いも多かったことを思いかえすと、今回の中止のわけは仕方のないことです。


前回板前日記で訴えかたったのは、華やかなことへの自粛ムードへの批判ではなくて、祭りが東海地震対策の基盤部分である自主防災組織にいかに貢献しているかという点です。失われた、地域での人と人とのコミュニティ作りを新たに構築することは机上のお話以上には不可能に近いのに、この地でめんめんと受け継がれているのは「凧」ゆえであるのです。ここに気づいているのは「凧」を運営している人々です。


今回の中止の論議はおいておいても、「凧」と自主防災について改めて考え直しいい機会です。そこンところを話すだけでも「凧」の集まりをとぎらせないで欲しいと思います。