2013-01-01から1年間の記事一覧
ちょっと前に二日連続でご相伴させていただいたワイン達 ロマネ・サンヴィヴァン1973(ドメーヌ・ド・ロマネ・コンティ) ベルンハルト・フーバー シャルドネ2009 サンヴィヴァンの素晴らしさは言うまでもなく、驚いたのはベルンハルト・フーバーというドイツ…
映画「はじまりのみち」はアニメーション監督として名高い原恵一さんの初実写映画です。 原監督のクレヨンしんちゃん『オトナ帝国』『戦国大合戦』の二作品をDVDで観たときの驚きは、「風の谷のナウシカ」や「サマーウオーズ」を観たときと同じくらいの衝撃…
仕事でよく店を使ってくださるお得意様が奥様と初めておこしになりました。 料理が進みお酒が入るうちに、四方山話はお子さんの話題に。小学生の息子さんがちゃんと育ってくれるだろうか?と真剣に心配していらっしゃる様子です。 「いやいやいや、お二人の…
日曜日の朝、映画に出かけました。 見ようと思っていたのはこれ フィリップ・シーモア・ホフマン クリストファー・ウォーケンら、名優が演じるカルテットにまつわる人間模様がものすごくおもしろそうで期待が大きかった作品です。 ところが、上映が始まると…
佐々木俊尚さんの新刊「レイヤー化する世界」を大変興味深く読みました。 与えていただいた示唆がたくさん。毎回これほど知的な好奇心をそそられるジャーナリストの著作は多くはありません。 ところが、アマゾンレビューを見ると☆2.6・・・と。便所の落書き…
メディアで有名なイタリアン シェフの店で、有料の水問題がnetをにぎわせていました。 今回の場合は、断り無しに有料の水を提供したこととその値段に焦点が当たっていたように見えたのですが、水有料問題は料理屋にとって悩みの種でもあります。 最近では高…
NHKスペシャル「未解決事件〜尼崎殺人死体遺棄事件」が凄い・・・と聞いて、再放送を録画しました。 TV番組が心にきつすぎて見ていられないという経験は初めてです。 再現フィルムで現れる主犯格の角田元被告の有り様は人間離れしていて見るに堪えませ…
本日のご相伴ワイン ドン・ペリニオン1999 コルトン・シャルルマーニュ2000(ルイ・ジャド) シャトー・ガザン1985 シャトー・イケム1996 ほかに サビニー・レ・ボーヌ1982(ルモワスネ) ソシアンド・マレ1989 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ2002…
手取川の「露堂々」は手取川の中でもとりわけ好きなお酒です。 「露堂々」は手取川では「つゆどうどう」と読んでいますが、禅語で「明暦歴露堂々」(めいれきれきろどうどう)の言葉からとっているのだそうです。もちろん私は後で調べて知りました。 先日の…
遠州森町ではトウモロコシのカンカン娘が甘いと評判です。 一度畑を見に・・・と出かけてきました。一面のトウモロコシ畑 netで有名な販売所は行列ができるほどの人気 取れたては確かに甘いです。これをトウモロコシご飯。枝豆とトウモロコシのかき揚げなど…
オレグ・マツェイチュク パク・ジュボン この二人の名前、知ってました? (もしかしたら世間的にはものすごく有名なのに私だけが知らなかったのかも?) オレグ・マツェイチュクはフェンシング日本代表ヘッドコーチ。そういえば、ロンドンオリンピックの団…
「この方は!」と見込んだお客様からお薦めの本を紹介していただくことがあります。 どうしても嗜好が偏ってしまうところに風穴を開けてくださるのが心地いい。 「ミュジコフィリア」「マエストロ」といった漫画のほうは、音楽系ということもあってすんなり…
5月から梅雨の季節、自然は青々と輝きます。 実山椒も京都から入荷しました。 南高梅は紀州から 新緑よりもさらに深い緑が夏の到来を予感させます。
この季節の定番 うすい豆のすり流しは、京都産のうすい豆をさやから取り出して茹でるところから始まります。 すべての豆には薄皮がありますので、小さな豆一つ一つの薄皮を剥いでいきます。 この豆を裏ごしします。 裏ごしされた豆はこんな感じ この豆をお出…
梅雨に入りました。 この季節 そんなに嫌いではありません。
ずっと使っているリコーDRⅡにガタがきはじめていて、いつ壊れてもおかしくない感じ。。。というのは言い訳で。。。。シグマDP2を中古で手に入れました。以前にDP1も使っていたのですが、手にしてみるとDP2の視覚のほうが私の好みかもしれません。 デジカメよ…
本日の白川(白甘鯛)2.3kg 身質が抜群。昆布〆にしなくても身が活きているほど鮮度よし。惚れ惚れします。
蒸し返すようで恐縮ですが、乙武さん問題。 乙武さんご本人はブログでご自身の立ち位置を表明してこれ以上このことに発言はされないのだと思うのですが、周りでは未だに乙武さんが正しい、店側の言い分に理がある・・・と言い立てています。 料理店を長く営…
乙武洋匡と有名イタリアンレストランとの「車椅子で店に入る、入れない」のtwitterでのやりとりは、周りの評論したがりを巻き込んで燃えあがっていました。たまたまリアルタイムで乙武さんのtweetを見ていたものですから、「こりゃまずいなぁ」と他人事とは…
下世話なお話で恐縮ですが、「二郎のは寿司の夢を見る」のすきや橋次郎さん。客単価が最低ひとり3万円。10席が昼夜一ヶ月先まで予約で満席と聞きます。 ってことはドタキャン、席の半端を考慮に入れても一日の売上が50-60万円。稼働日を年280日としても年間…
映画「二郎は寿司の夢を見る」を見てきました。職人にとっては必視の映画。 料理業界の中での「すきや橋次郎」さんの有り様は、有名になればなるほど賛否が様々渦巻くことは仕方のないことではあるのですが、どんな非難も、店が店として成り立ち、繁盛し継続…
日本料理の調味料として日本酒はどんな銘柄を使うか? 長い間様々なお酒を使ってみてはいますが、醤油や味醂、塩のように職人の間で決定的な定評のある料理酒というのを知りません。 多くの職人さんたちは適当にお手頃なお酒を使っているのでしょうか。昔は…
今では毎週楽しみにするドラマがめっきり減ってしまたとはいえ、TVに元気がある時代に、向田邦子 山田太一 倉本聰などの名脚本家の作品がいつもそばにあったことは幸せでした。 今でもNHKでは単発ドラマに驚くほど優れた作品が現れることがあるということは…
八代亜紀さんがジャズアルバムを出したとき、「へーー、おもしろそう」と思いつつ、YOU TUBEで試しにと”Fly Me to The Moon”を聴いて見たりはしてみました。 これはプロデューサーの力量が問われるアルバムなんだろうなぁと漠然とした印象をもっていたのです…
前回に続く話題 全国で老舗料亭が閉店の憂き目に遭っていると聞きます。 前回書いたように、私が若い頃には料亭は日本料理店の華で、あこがれの存在でした。 落ち着いた佇まい、手入れの行き届いた庭、四季に応じて整えられる調度品の数々、静かに客をもてな…
市内のある老舗ホテルが会社更生法の適用を受けたそうです。 とはいっても、会社の権利が譲渡され営業は通常と変わらず行われているのですが、昔からなじみのあるホテルであるだけに会社更生法という事実はショックです。 実際には、それよりも以前に経営を…
営業車以外、プライベートでは四半世紀以上日本の車を運転したことがありません。 現在乗っている車もカセットテープオーディオがついているような中古車(ヴィンテージカーではもちろんありません。古いだけのチュウブルです)なんですが、軽自動はよりも安…
石卷で津波の被害をうけた「日高見」 復興後醸された天竺愛山 純米吟醸生 醸造後一年寝かせたお酒がすばらしく美味しくなっています。 角が取れ柔らかくスムースに。のどごしがスルスルとなめらかです。香りは落ちていないどころか、堅さがとれた分香りが立…
静岡県立美術館 「草間彌生展」に出かけてきました。 昨年秋、草間さんの地元松本での展覧会にタッチの差で間に合わなかった無念を晴らすことができました。もちろん草間さんの個展は初めて。 現代美術は実物を間近に見て初めてそのすごみを実感することを改…
世の中に「つけパスタ」というのがあるのだそうです。 できれば私の聞き間違いもしくは夢であってほしい。 もり蕎麦があるならつけ麺(ラーメン)があってもいいじゃぁないか。つけ麺があるならつけパスタがあってもいいじゃぁないか・・・ってことなんでし…