この季節の定番 うすい豆のすり流しは、京都産のうすい豆をさやから取り出して茹でるところから始まります。
すべての豆には薄皮がありますので、小さな豆一つ一つの薄皮を剥いでいきます。
この豆を裏ごしします。
裏ごしされた豆はこんな感じ
この豆をお出しで割って沸騰直前に本葛を加えて軽いとろみをつけてお汁ができあがります。
中に入る具は、生湯葉を焚いたものと千葉大原産の栄螺を2時間蒸したもの。
手間がかかるから大変・・・という感覚は料理人にはあまり存在しません。美味しくするための手順なのだから、黙々、淡々とこなすだけなんですね。ここにはモチベーションを高めるっていうテンションは必要なし。