未知の世界


「この方は!」と見込んだお客様からお薦めの本を紹介していただくことがあります。


どうしても嗜好が偏ってしまうところに風穴を開けてくださるのが心地いい。



「ミュジコフィリア」「マエストロ」といった漫画のほうは、音楽系ということもあってすんなりお薦めを納得しましたが、「十二国記」(小野不由美)は文庫のカバーイラストを見ると「大丈夫か?俺」とファンタジーほとんど初心者の私には不安もありましたが、読み始めると「あああ、いけません!」


6冊目までのめり込んでしまって、ちょっと頭を冷やすべく文庫になった「九条どうでしょう」とか、「ポーツマスの旗」(吉村昭)、「横道世之介」(吉田修)をつまみ食いしつつ、再び小野不由美へ。