花山椒


京都から花山椒が届きました。


山椒の花のつぼみです。


山椒は若い葉を春に木の芽として使い、次に花山椒、そして実山椒と移っていきます。中でも花山椒はごく一時だけの香りです。


木の芽よりも香りが柔らかで、さっと茹でて水にさらしたものは、しゃきしゃき感が少しあって、実山椒に比べても刺激がずっとおだやかです。


美塩酢に漬けて保存し、和え物の天盛にちょっと添えたり、和え物本体に使ったり、牛肉と一緒にすき焼きのようにして焚いたりします。


今回は、青森の本鱒、数の子といっしょに和え物にしてみましょうか。