田舎くささからの脱却


休日にコーヒー豆を買いに出かけた際、ふらりとある蕎麦屋さんに立ち寄りました。


情報もなく、小腹を充たすくらいのつもりでしたので大きな期待もせずにはいったその店は、それなりににぎわっているものの、いかにも田舎町の風情です。よく言えば野趣のある、悪く言えば田舎くさい雑多な雰囲気でした。


仏間の脇の床の間に、中国土産の掛け軸と熊の彫り物、ガラスケース入りの人形が一緒に並んでいるみたいな。。。


最近では田舎町でも小洒落た飲食店が増えてきていますが、私に世代にとっては、この田舎くささから逃れることが大きな目標の一つでした。「田舎町の田舎料理」を標榜しつつも心の中ではそこから脱却したいといつも願っています。


ところが染み付いたものというのを拭い去ることはとても難しいことなのです。たぶん私の代では逃れられないんでしょうか?はぁぁぁ。。。