街の巨匠


昨日の休日の夕食は「豚生姜焼き」添え物に「ジャガイモのガレット」頂き物のゴルゴンゾーラチーズを使ったパスタ。


豚の生姜焼きは誰でもできそうなどこにでもありそうな献立なのですが、レシピは以前にTV「チューボーですよ」で紹介されていたものです。


土曜日仕事を終えてTVを眺めるころが丁度この番組をやっている時間帯です。


堺正章とゲストの掛け合いはさておき、登場する町の巨匠三人は常にかなり優れた職人さばかりんです。日本料理はさすがに参考になるほどのことはあまりないのですが、別分野の献立の時には各職人さんの手元がしっかり見られて興味津々です。


豚の生姜焼きの時も、「この分量ではちょっと辛くないかな?」とか「生姜が多くないかな?」という杞憂は実際に作ってみると一挙に解消されます。


実に美味しい。さすがに街の巨匠です。


TVでよくある料理番組にでてくる料理研究家のレシピは「?」・・・・「これじゃぁ」・・・・ということもよくありますが、この番組のレシピはいつも高水準、間違いがありません。


常にお客様を相手に高いレベルの仕事をなさっている方々ですから当然といえば当然なのですが、こんなお宝レシピを簡単に手に入れることができるのはありがたいことです。


ということは、この番組の情報量が素晴らしいのです。


各料理の名店をしっかり押さえ、職人さんの技量をきちんと推し量れる能力の高さと、積み重ねた情報の多量なこと、処理力の高度なこと。毎週三つの店の選択も見事です。


たぶん戸塚省三さんの力が大きいのでしょうが、この番組の凄さはなんといってもここです。


どこかの地方局のお粗末な取材力とは雲泥の差です。