旅行

 出てきた旅行記その2

「アメリカへ行こう!」と心に決めたものの、「ひとり旅で通じるのか?俺の英語?」という不安は当然ありました。 パッケージツアーではありませんから、何から何まで自分でやらなければなりません。学生時代の旅行で中学程度の英語でもじたばたすれば死なな…

 出てきた旅行記

二十代の半ばに半年間の貧乏旅行をしました。 その時のメモのような旅行日記のようなものが本棚の上の方から出てきました。ページをめくるのは30年ぶり。懐かしい思いと、時代を象徴するように醸し出される重たい雰囲気と、稚拙な文章に恥じらう思いがわいて…

韓国ソウル旅行その4

ソウル滞在中はもちろん食べるだけでなく、食材を探したり、町並みを楽しんだりすることも楽しい時間でした。 日本人が安心して買い物ができる有名デパートではこんな感じで様々なキムチが でもこういう美しすぎる売り場はなんかそそられないのも事実。やっ…

 韓国ソウル旅行その3

三日目は帰国前のお昼にカンジャン・ケジャンの専門店「真味食堂(シンミシクタン)」 有名な渡り蟹を醤油ベースのタレに漬け込んだ料理です。 初日の「李相(イ・サン)」でヤムニョン・ケジャン(キムチ漬け)が様々並ぶ小皿で食べていたのですが、さすがに…

 韓国ソウル旅行その2

2日目のお昼はミンガダホンというレストランに。 その昔朝鮮王朝の王妃の血を引く高貴な方(もしかすると高名な外交官だったかも)が住んでいたという邸宅がレストランになっています。 本物のお金持ちの趣味ってなんて素敵なんでしょ・・・と思わせる外観…

 韓国ソウル旅行その1

観光というよりは、プライベートな用事で韓国ソウルを訪れました。 ほぼ初めての韓国ソウルです。 板前日記でご紹介するのはやっぱり「食」のお話、まずは初日にベタなカルビと冷麺。 「李相(イ・サン)」というお店に伺いました。 多くの方が本場の焼き肉…

伊勢神宮

暑さが少し和らいできた休日、日帰りで15年ぶりに伊勢神宮へ行ってきました。 初めて伊勢神宮を訪れたとき、そのキッパリとした清廉さにうたれました。不要なものを徹底的に排除し、神さまを祭るための最小限のものだけが潔く配されている姿は、日本全国に…

台湾〜麺

台北で食べた麺は三種類 夜市で食べた阿宗麺線 鼎泰豐で食べた豚ともやし 白菜の麺 そして一番印象的だったのが山西刀削麺の牛肉とトマトの刀削麺 台湾のというよりは中国本土の料理なんでしょうが、これまで食べた刀削麺の中では一番好みです。 こんなこと…

台湾〜お茶

中国茶に興味を持ち始めたのはいつごろからだったでしょう? 日記を遡ると2000年前後からのようです。まだまだ初心者。 その初心者の私が言うのもなんですが、プーアール茶と烏龍茶くらいしか知らなかったころのことを思うとずいぶん奥深いところまで来たも…

台湾〜故宮博物院

台北の夜市の猥雑と喧騒に心がざわざわし、朝市のみなぎる活力に身体全体がワクワクし、「迪化街」の乾物と漢方の膨大さに頭がクラクラした私が、心底やられてしまったのは「故宮博物院」 なんという民族の執拗さ、執着心の激しさ、とどまるところをしらない…

乾物〜 迪化街

台湾行きの大きな目的のひとつが「迪化街」 乾物 漢方 布を商う店が軒を連ねる街です。 日本料理でも乾物を使うことは多いのですが、中国の乾物の歴史とその多様さには比べるべくもありません。 タクシーで降り立った迪化街、すぐにもよりの銀行を見つけて両…

台北朝市

旅行の基本は歩き回ることであることを認識したのは20代半ばのアメリカ放浪の時でした。 ある街にたどり着いたら旅行センターで宿の情報を得て予約し、投宿した宿を拠点にひたすら周辺を歩き回る。人との出会い、その地を肌で感じるという意味ではガイドブッ…

台北夜市の熱

沢木耕太郎さん「深夜特急」の一つの頂点は香港の露天街の興奮です。 「あらゆるところに店があり、品物があって、人がいる。そのとてつもない氾濫が、見ているだけの者も興奮させてしまうほどのエネルギーを発散しているのだ。”香港って街はなんて刺激的な…