韓国ソウル旅行その4


ソウル滞在中はもちろん食べるだけでなく、食材を探したり、町並みを楽しんだりすることも楽しい時間でした。


日本人が安心して買い物ができる有名デパートではこんな感じで様々なキムチが




でもこういう美しすぎる売り場はなんかそそられないのも事実。やっぱり私には露店がにあっているのかも



この通りにはこんな靴屋さんも



廃棄されているんではなくて売っているってのが凄い。


前述のデパートではお菓子に目がいきました。




この手の蒸し菓子の豊富さは韓国ならではです。


おっ!和菓子が。。。



と思ったら、これも韓国のお菓子なんだそうです。和菓子に比べると色彩感覚が独特で、どの色もちょっと強め、と思ったりもするのですが、今の日本の和菓子がどれも京都風に「はんなり」した色合いかというと、数十年前の田舎町のお菓子屋さんって考えてみたらこんな色彩だったかもしれません。オン・ザ・タイムの日本の文化と他国を比べて優劣を語るのは浅薄なような気がします。


洋菓子の色彩感覚もやっぱり今の日本とはちょっと違うのがとっても面白い。




ただ、今回の旅行のこの一点だけで彼のお国の色彩感覚を云々することも控えなくてはいけません。


実際、観光客がぞろぞろ歩く街で見かける袋や布地などを眺めると、どれもこのお菓子のように日本人から見れば派手なコントラストばかりなのですが、私が滞在したホテルのショッピングモールでは全く違いました。


その小さなモールにあったチマチョゴリのオーダーメイドのお店に並んでいた生地は、どれも淡い神秘的なグラデーションが目を引き、うっとりするようなものばかりでした。たぶんかなりのお金持ちが出入りする店なんでしょう。だってそこに居並ぶお店は、「キトン」「ブリオーニ」「ジョン・ロブ」「エルメス」「ロロピアーナ」「コロンボ・ノーブル・ファイバー」! 日本人が大好きな「ヴィトン」「グッチ」「プラダ」「シャネル」じゃぁないですねぇ。これらの店が選ばれるセンスにまず脱帽。そのセンスが選んだ韓国の色彩はやっぱりただモンじゃぁなかったんですね。浅草仲店にぶら下がっている着物をもって「日本の着物は・・・」って語るのがあり得ないように、観光客用土産物屋にならんだ色彩をもって「韓国の色は・・・」って言ってしまうのは大きな間違いだと気づきました。


ホテル(「新羅ホテル」です)のサービスが完璧であったことも含めて、やっぱり韓国恐るべし、というのが今回の楽しい旅行の印象でありました。