日本酒仕入れ

毎年年末、もしくは年始に必ず仕入れる日本酒があります。

多くの蔵が11月後半から12月にかけて蔵の最上の一本を出荷します。しかも極上故に希少ごく少量であることが多いのです。

もしそんな極上を一年を通して使いたければ、この年末年始に一年分を仕入れるしか方法はありません。ぱっと出てあっという間に売れきれるというお酒が年末にだけ販売されるのです。極上希少ですから、無理を言ってもたくさんはいただけないですし、たとえいただけたとしても一年分を一気に仕入れるにはお金がいくらあっても足りません。

年末はいつも以上に仕事に追われて、年始の休日に普段はなかなか頻繁にはでかけられない酒屋さんへ出かけてきました。

前もって連絡して取り置いていただいたお酒、いつもいただく定番のお酒、すべてが極上、すべてが希少、すべてがお宝です。

これらのお酒さえあれば料理屋はいつでも営業できるといって過言ではないほどのラインアップ。

これらのお酒をお出しして「日本酒美味しくない」と思われた方は、もしかすると一生日本酒はあきらめた方がいいかもといってしまいそうになるほどの綺羅星です。（写真のお酒たちは違う蔵の箱に入れて運ぶことも多いので、箱の蔵名で仕入れ銘柄を判断しないでね）

この写真に写っているだけで、普通クラスのお酒だったら400本分、ちょっとクラクラします。