和一(わいち)さんの黒織部
もっとも信頼し、尊敬する陶芸家版画家 林和一さんにお願いしてあった黒織部が焼き上がったと連絡をいただいて、アトリエを訪ねてきました。
できあがりはこんな感じ
もともと右側の器を個展で頂き、「もうちょっと大きく、タチもすこし高く」と依頼したのでした。比較するとこんな風
写真では素晴らしさは伝えきれないのですが、同じ織部の茶碗で三度焼きしたという器は、釉薬の流れと窯変の変化が素晴らしい和一さんの力が現れた名品。
他にも三島を焼いたそうで、初めて拝見する三島がこちら
倉庫にはお宝の山が
この倉庫で買いたい放題手に入れるってのが私の夢の一つ。
和一さんとのお付き合いはもう20年以上です。器だけでも百枚の単位で頂戴しているのですが、版画と絵も素晴らしいです。店の玄関の襖絵は和一さん作です。
和一さんの版画も店には7-8枚。一部屋を一年和一作品の版画で通すこともできます。
器や版画、絵を拝見しながらゆっくりとお話をする時間はなんとも満ち足りたひとときでありました。