雷干し


梅雨時期から出回る瓜類の中に白瓜があります。


中の種をぬいて焚くこともあるのですが、定番は雷干し。芯に菜箸を指して包丁をくるくるとねじのように回していきます。種を抜き間でぬいて昆布をいれた塩水につけて下味を付けつつ水分を抜きます。その後こんな風に吊して天日干しにするのですね。



この干している姿が稲妻のようにみえるんでしょうか、雷干しと呼びます。


加減酢に漬けたり、薄口醤油を加えた出汁につけたり、メインの料理になるのではありませんが、ちょっと雷干しが添えてあるとほっとする箸休めになります。