アゴ


トビウオを干したものをアゴといって九州地方ではお出汁に使われます。


麺類の出汁に会うとか、正月のお雑煮はアゴで出汁をとらなくては始まらないとかいうお話を聞きます。


といっても、このあたりでは乾物屋さんで見かけることもありませんし(粉末にしたものをパックにいれたものを見かけるくらい) もともと出汁文化の中では語られることがない食材でした。


たまたま仕入れ先の魚屋さんがお得意様のために取り寄せたものを紹介してくださり、「んじゃ、私も」とまとめて手に入れました。


確かに出汁が濃厚で旨みの濃い仕上がりになります。小さい方のイリコ(こちらもこの地方ではあまりお目にかかりません)といっしょにざまざまな料理に試してみようと思っています。さて、どんな風に使っていきましょ。