筍ご飯
店の工事に入ってから料理のことを書くことが少なくなっているのに気づきました。これじゃぁ料理屋のサイトじゃぁなくなってしまいますね。
というわけで、そろそろ旬もお仕舞いに近づいた筍を使って筍ご飯のことを。
この日に書いたように筍の下茹でをした後、ご飯と一緒に炊くように筍を刻みます。
スライスする方もいますが、私はマッチ棒くらいのサイズに揃えて切りたっぷり使います。
あとは簡単、お米をといでざるに上げ三十分。
炊き上げるための水分に出汁を使う方もいますが、私は水に昆布を入れて炊きます。
分量は
水11:薄口醤油1:酒1の割合であわせ、炊飯器の水の分量になるだけ注ぎます。そこに昆布と刻んだ筍を加えて、できれば三十分ひたしてスイッチオン。
炊きあがったら昆布をのぞいて出来上がりです。
私は筍だけで仕立てますが、油揚げや人参を一緒に入れる方もいますね。そのあたりもお好みで。
筍の皮の下部の柔らかいところ(姫皮と呼びます)だけで作る筍ご飯も美味しいですね。
筍の素材が素晴らしければ、煮物と同じようにシンプルに仕立てるのが持ち味を生かす最良の方法です。店ではもちろん専用の土鍋で炊きます。