年の瀬
いよいよ今年もあと一日。
巷では「今年一年を振り返る」行事やTV番組、特集記事がそこかしこでみられますが、私達の商売では今一年を振り返るゆとりなんぞ全くありません。
明日のお節料理の仕上げに向かって緊張感は最高潮に達し、周りを見るゆとりは100%ありません。
2007年から始めたお節料理の宅配も三年目で何とか段取りがつかめ始めたとはいえ、これまでのように店頭でお客様の顔を見てお料理をお渡しし「今年もありがとうございました。よいお年をどうぞ」とお声をかけるのと違って、発送してから無事に着くまで緊張感が途切れることがありません。
今日までにチェックを四回続けてもまだ不安が残るのですから困ったものです。
10年前でしたら30日から大晦日にかけては徹夜が当たり前であったのですが、ここ数年は仕事のやりくりがさらにうまくなって少しは寝られそうです。
さて、もう一度明日に向けての段取りを構築しなおして、あと一日の最後の追い込みをかけます。とはいっても気が休まるのは正月の夜、何事もなかったことを確認してからです。
さっ、がんばれ、俺。