発酵バター
フランス ノルマンディー イズニー社の発酵バターが入ってきました。
お土産以外で発酵バターを使うのは初めてです。
日本料理でもバターを使うことはそれなりにあります。発酵バターでどんな風に味わいに厚みができるのか、様々なパターンで取り組んでみます。
幼いころからの刷り込みで「バター=高価」の印象がなかなかぬぐい去れません。私たちの世代では無塩バターを使えるようになったのもそんなに昔のことではありません。
四半世紀前、新進気鋭のとんがったフランス帰りのシェフのレシピには「発酵バター」の文字を見かけることがあって、注釈にも「バターは発酵バターが望ましい」などと書かれていたました。田舎町の和食の板前には発酵バターなんていっても見たことも聞いたこともない食材であったのです。
それがやっとイズニー社に到達できたというのが心持の上ではエポックメイキングなことです。