豆料理

clementia2009-06-30



家庭で豆料理をすることがとても少なくなっていると聞きます。


一晩水に浸して戻し、ことこと炊くこと2-6時間となると時間に追われる現代人には敬遠されがちなんでしょうね。それでもマーケットに行けば水煮にした大豆も缶詰のキドニービーンズや白インゲンも売っているのですからぜひ試していただきたい料理です。


メキシコで心臓疾患がとても少ないのは豆をよく食べるからだ・・・というお話も聞いたことがあります。


健康のためならなんでもやる日本人であれば、メディアで「これからは豆だ!」といえばあっという間に売れ切れになるかもしれません。



写真に写したのはお弁当に入れる群馬産花豆の薄甘煮。一粒が大人の親指ほどもある花豆をほんのりした甘さで焚いたもの。


北海道産の大納言小豆。こちらも少々甘味控えめに焚きあげてあります。白玉に抹茶、中国茶の寒天、チェリーの赤ワイン煮、スモモの白ワイン煮とともにデザートで使います。


もう一つはお惣菜。金時豆と短角牛リブロースの枝肉の煮込みです。豆は一晩浸して茹であげ、玉ねぎニンニクをオリーブオイルで炒めたものに牛肉を入れて火を通します。水と月桂樹を加えてことこと煮込んで塩コショウ。時間はかかりますが、手間はとっても簡単。何よりヘルシーで、安価です。


こういう豆料理は近所の良質な豆屋さんのおかげでいつでもできます。