頂き物

clementia2008-12-13



お付き合いのある酒屋さんから頂戴した見事な山葵。茎も葉っぱも瑞々しくって、本体の山葵は最上クラスの立派な大きさです。すみからすみまですべて使いきれます。私達料理人も山葵が葉っぱから根まですべてそろった形で目にすることはめったにありません。ましてやこの極上、子供達に「これが山葵なんだよ」と見せてあげなくてはいけません。粉やチューブ入りの山葵とどれほど違うものか・・・というのも教えてあげたい気がします。



美しい葉っぱは会敷に、茎は熱湯に浸してラップをして半日、甘酢に漬けます。この甘酢漬けはそのままでももちろん美味しいのですが、先日入った北海道産のアンキモの蒸したものに、ポン酢をゼラチンでトロトロにしたものをかけその上に甘酢漬けの刻んだもの・・・なんてどうでしょ。