気がつけば


ふと気づいたら、板前日記を書き始めて10年が経過していました。11年目に突入です。


うかつにも忘れたまま10周年を通過。しかしこういう日常的なことって何気なく通り過ぎるのもいいかな・・・と。たぶん初期のころからずっとごらんいただいている方もいらっしゃるはずです。そんな長年の読者の方よろしければmailでもください。気がむけば記念の品物でも。


包丁仕事以外で毎日続けて10年以上というのは私にとって初めてのことかも。これも営業努力の一環と言ってしまえばそれまでですが、我ながらよく続いたなと、10年という歳月の重みを感じてしまいます。書き始めたころには「書けるときにだけ更新」というつもりでいたのです。最初のころには話題に事欠くこともなくとりあえず毎日書いていたのが、そのうちに毎日書くことが当たり前になり、ある程度の山を越えると毎日がそれほど苦痛でもなくてなってきました。誤字脱字が多い、論点が明確でない、どなたかを傷つけている、思い込みが激しい、知的レベルが低い、敬語がなってない、人に厳しく自分に甘いなどなど、あげたらキリがないほど欠点の多い日記ではありますが、すべては「毎日」に免じて片目をつぶり「まっ、板前風情の言うことだから・・・」とお目こぼしください。長く続けていると、どうあがいても素の自分がそのまま現れてしまうこと。お里が知れることはどうしようもないのです。


これからも細く長く、だらだらと漫然と・・・のつもりでおりますので店同様に長いお付き合いをよろしくお願いいたします。