気分はライター


以前お世話になったライターに、「静岡酒のお話を800字くらいでなにか」とお話をいただきました。大勢の方が読むメディアではないのですが、自分の日記に毎日書き散らすのと依頼があって文章を書くのでは大きな違いがあります。


とはいっても板前風情の悲しさ、何をどうあがいても七色の文章を書き分けられるわけでもなく、人の心に訴えかける一言が湧き出てくるわけでもありません。できることといったら、普段より誤字脱字を少なくすること、てにをはを間違えないようにすることくらい。・・・なのですが、ちゃんと推敲しだすと800字前後でもああだ、こうだと考えあぐねて二日ほど。


ああ、毎日垂れ流すように適当なこと書いてちゃぁいかんなぁ。人様に見せるという意味では日記も同じなのだからちゃんと書かなきゃ。と、反省することしきりでありました。でも、書くことが苦痛ではないのです。むしろ楽しい。昔の私でしたら、原稿用紙を見ただけで「明日にしよう」明日になれば「まだ時間が。。。また明日に。。。」とダラダラ先延ばしにするほど書くことが苦手でした。日々の積み重ねというのは偉大なものです。ダメダメだった私に格好がついてくるのですから。


んでも、書くことがいやでないというだけで、進歩らしきものは全くないというのがやっぱり素人なんですね。