可士和ばり

有名なデザイナー佐藤可士和さんの事務所の、見事にないもない美しさに驚いたのは私だけではないと思います。大きなデスクの上にはPC以外何も置いていず、倉庫（と呼んでいいのか？）はディスプレイスペースといっていいほど整理されていました。

それに比べ、我デスクのなんと雑然としたことか。

「スペースがないんだから仕方ない」というのは言い訳で、整理できないだけなのです。

で、
思い立って常に使わない品物をデスクからすべて整理してみました。するとPCとメモ用紙以外は全部引き出しの中か棚の上に収まってしまいました。ペンは携帯している二本で十分だし、カッターもパンチもホッチキスも印鑑もハンコも伝票の類も、使うときに出し易いようにしておけば問題なし。一日のうちそれらを使う頻度はそれほど多くなかったのでした。一年に一回くらい「この一年つかわなかった文具」を廃棄しているのですが、より大胆に捨てていくとそれもかなりすっきり。（とはいってもすっきりはデスクだけ、棚引出しは相変わらず雑然）

できるじゃん、俺。

どうしても仕舞い込めなかったのが、石。

ロマネ・コンティの畑の石と、シレックス（ロワールの有名な造り手）の畑の石。両方とも尊敬しているソムリエさんがヴィレーヌさんとダグノーさんの許可をもらってお土産に持ってきてくれたものです。

必要でないものがひとつくらいあるってのもいいモンかもしれない・・・ですよね。

一ヵ月後には元の木阿弥必死ではありますが。