ウリボウ

clementia2008-01-15



ウリボウ ご存知の通り猪の赤ちゃんです。



初めて使うこのウリボウは長野からフレッシュで送られてきたもの、「猪の臭み」などというのは微塵もない肉の旨みだけが感じられるシロモンです。


これまで私たちの認識では猪は近隣の山奥の猟でしとめられ、解体されて送るため保存のためにほとんどが冷凍されてしまっていました。山深い料理屋や民宿で食べる猪鍋でさえ、一旦冷凍されたものを使うのが当たり前であったのです。


ところが今の時代はどの地方で誰が仕留め、どのような餌を食べてきたかまで理解したうえでさらにフレッシュでジビエが手に入る時代になってきました。料理人にとっては全くありがたいことです。使わない手はありません。


鳥や四足を解体する経験が浅い私ですが、関節の位置とか部位を一応理解していればなんとかできるものです。但し、頭がそのままついているのはやっぱりちょっとひいてしまいます・・・が、そんなことは言っていられません。さてどんな風に召し上がっていただきましょうか。