フラ・ガール


映画「フラ・ガール」は日本アカデミー賞で各賞を独占した・・・・と聞いた時点で、あの手の感動演出モノが日本のトップに君臨するなんて・・・と観もしないで斜に構えてみていた私であったのですが、頭から決めてかかるのはよくないわけで、虚心坦懐にDVDで拝見したのでした。「涙の演出」にはやっぱり違和感があるものの、よく出来た映画であることは確かなことでありました。蒼井優が素晴らしくいい。ポツンといるだけで「佇まい」「心情」を表現している20代前半の若者のみなぎる力を感じます。彼女を見られただけでこの映画を観た価値があるかもしれません。