オーゾンヌ

clementia2007-06-08



昨日のご相伴ワインはオーゾンヌ1986。


大好きです、オーゾンヌ。と言いたいところですが、オーゾンヌについて語れるほど本数を飲んでいません。未だ3回のみ。とはいえ、三回とも「ウットリ」であったことは間違いありません。


日本料理にも違和感のないあわせやすさをもっているポムロール、サンテミリオン地区の熟成感のあるワインは、妖しさが魅力だと思っています。新世界のワインのストレートな葡萄の主張に比べて、これらのボルドーワインが年月を経たときに見せてくれる得体の知れない妖艶さは私の心をいつも鷲づかみにします。


しかし、この21年を経たワインの力強さはなんでしょう。もう15年してもう一回飲んでみたいものです。聞くところでは、1940年代のオーゾンヌを飲んで初めてその底力を理解できた・・・などというワイン評論家がいるのだそうですから。。。


私にとってシュバルブラン、オーゾンヌは永遠の高嶺の花です。