「ブラック・ダリア」


休日にブラアン・デ・パルマブラック・ダリア」を見てきました。


小説のほうは途中で挫折したままで忘れてしまっていた作品であったのですが、映画も案の定いまひとつ乗り切れませんでした。デ・パルマどうしたんでしょう。「スカー・フェース」「ボディ・ダブル」「ミッドナイト・クロッシング」「アンタッチャブル」の頃のデ・パルマに戻って来て欲しい。


注目だったのが、ヒラリー・スワンクとスカーレット・ヨハンセン  スワンクは「ミリオンダラー・ベイビー」の時とはまた別人のような演技を見せてくれ、ヨハンセンにいたっては終るまであの「ロスト・イン・フラストレーション」「真珠の首飾り」のヨハンセンであるとは気づかないほど違う人になりきっていました。役者が常に「私」のオーラを放っているのも好きですが、作品によって本人とわからないほど別人になってしまう演技というのはウットリするほど好きです。