棒だら

clementia2006-01-19



棒だらは4日間とぎ汁に漬け、毎日とぎ汁を入れ替えてもどします。その後番茶で1時間焚き、出汁を入れて2時間焚き、徐々に味をつけて30分ほど焚いて仕上がります。


「わぁーー、大変」というほどのことはなく、4日間は一日一回の手当てでいいわけですし、1時間2時間焚くといっても鍋に付きっ切りではありません。時間はかかるのですが手間は大した事はありません。それよりもこの時間をかけなければ干して旨みを増した鱈の味わいを引き出すことができないというだけのことです。料理は○十時間かけたから偉い・・・わけではありません。真っ当に美味しくするための当たり前の作業であるのです。


しかし、時間をかけて焚いた棒だらは干し魚の深い味わいがあって、この出し汁で焚いた海老芋まで美味しくなるいい料理です。


海老芋は近隣の豊岡 新貝農園の海老芋、ピュレにしてソースのように使ってみようかと思っています。