さて日本酒の会


今日はお知らせをしていた日本酒の会です。


集めたお酒はこれから一本づつ開けて試飲をし、料理との相性や出すべき順番を考えます。「そんなにギリギリなの?」と思われるかもしれませんが、ほとんどが市場にはほとんど存在しないかもしれないというようなそれぞれに熟成を経たお酒ばかりです。早く抜栓して味が落ちてしまう可能性がなきにしもあらず。お客様におだしする直前にすばやく決定しなくはいけません。もちろん、すべてのお酒の新酒の状態での味は私の舌が覚えています。生のまま寝かせたれたもの、荒走りおりがらみを半年置いたもの、火入れをして10年ほど寝かせたもの、四半世紀を超えたもの、頭の中のイメージでは80%の味が想像できます。もしかしたら想像を遥かに越えたものに出会えるかもしれません。それがこういう会の楽しみでもあり、最初に栓を抜く私の特権でもあります。


さて、どんな風に熟しているのでしょう。ワクワク。