短角牛


昨年11月後半に頼んであった青森産の短角牛がやっと入荷しました。


品薄の上に注文が多いようで簡単には手に入りません。


サーロインはサシがほとんどなく、赤みがきれいです。シンプルに塩コショウだけで焼くと、しっかり噛んで旨味がある牛肉であることがわかります。


これまでもてはやされたとろける様な霜降りたっぷりの柔らかい牛肉とは違います。


アメリカで食べた肉の旨味を噛んで味わうような牛肉を食べて以来、やっとそれに近い素材に出会えたような気がします。聞くと、この短角牛はフランスなどで育てられる上質の牛肉に近い種類なのだそうです。


肉の美味さを改めて考えてみるとこの短角牛はこれから使っていきたい素材です。


とりあえずはシンプルに焼いてマルシャン・ド・バン・バターと一緒に。