ゴーヤ チャンプルー


お惣菜にゴーヤ チャンプルーを作ってみました。見よう見まねです。


ゴーヤを縦割りにしてしっかり中の白い部分をとり、小口に切った後塩を振っておきます。


ポーク缶らしきもの(?)を買ってきて、豆腐も水切りをしておきます。


切りそろえたポーク缶を油で炒め、ゴーヤ、豆腐を投入し、塩で味を調えて溶き卵をドッと入れて半熟状態で仕上げます。


半熟状態が正しいのか?
ゴーヤに塩を振っておくのが正しいのか?
豆腐は手でつぶすようにするのが正しいのか?
味は塩だけが正しいのか?


なにしろTVのグルメ番組で「沖縄で人気の店」というゴーヤ チャンプルーを見たことがあるだけです。名前も忘れてしまった居酒屋さんで出てきたゴーヤ チャンプルーは、あまり美味しいものではありませんでした。


見た目と想像で作ったゴーヤ チャンプルーは、それなりに好評できれいになくなりました。


まっ、沖縄でもお惣菜の類なのでしょうから、「正しい」も「正しくない」もないのでしょうが、職人の悪いところでホントに美味しい物を知っていないとそれ以上のものはできない・・・・とどんな料理でも思ってしまいます。


先日連れられて出かけたイタリアン・レストランのピッツァはどう見ても「正しいピッツァ」ではありませんでした。生地はヘニャヘニャ、ソースにパンチがなく、一応おいてある具は全体に溶け込んでいません。


多分作っている本人がちゃんと美味しいピッツァを食べたことがないのでしょう。


作ったものをお足を頂戴して食べていただく以上、その一皿の正しく美味しい形をちゃんと知っているということが欠かせない素養であると思うのですが、今の食の世界はそうばかりではないというのが悲しい現実です。