アルザス・ワイン


アルザス・ワインのトップメーカーの一つ、トリンバック社のオーナーと大手輸入業、日本リーカーの社長さんを交えたワイン会が私ン処で開かれました。


アルザス・ワインと日本料理の相性のよさはずっと以前から注目していたのですが、一般のお客様にもワイン通といわれる方々にもなかなか浸透しなくて苦労しているのが実情です。


今回のように一社のみのワインはもちろん、アルザス・ワインだけでワイン会が開かれたのは私ン処では初めてです。


もちろん、トリムバック社のオーナーも日本リカーの社長さんも、日本料理でこのような試みは初めてだそうです。


出品されたのは


Alsace Coquillages
Riesling
Gewurztraminer
Muscat
Riesling Cuvee Frederic Emile
Pinot Noir Reserve
Gewurztraminer Vendange Tardive


Alsace Coquillages、Riesling、Gewurztraminer、Muscatすべてのワインがブドウの特性がきれいに表れている上、切れ味がとてもよくて、食中酒にはもってこいです。


なかでもやっぱりRiesling Cuvee Frederic Emileは評価が高いだけあって、リースニングの味の厚みと香りと鋼のようなドライ感が渾然としていて素晴らしいワインです。


最後の食後酒として出されたGewurztraminer Vendange Tardiveは3年に一回くらいしか収穫できないというオーナーのお話通り稀少な極甘ワインで、この高価なワインを贅沢に使ってデザートも作らせていただきました。





おかげと料理もなんとかご評価をいただいて、賑やかで華やかなワイン会でした。


満足度は主催者三人の笑顔が証明しています。


でも、こんな田舎町の小さな料理屋でよかったんでしょうか。