アズキハタ
活きのアズキハタです。
活きたままで手に入ることはあまりありません。
香港あたりでは姿のまま蒸す魚としては最高級と言われるそうですが、私ン処ではまずお造りです。
ハタの身は身持ちがよくて、活き身の弾力がいつまでも続きます。ですからまずは薄つくりにしてポン酢で召し上がっていただきました。腹身の脂ののりかたは素晴らしいものです。
高価なお魚ですので、頭と中骨、内臓は塩をあて、酒を振って蒸し上げ、醤油と熱した太白のごま油を回しかけて召し上がっていただきました。
幸いなことに、「魚の頭が死ぬほど好き」というお得意様の予約があって、むしゃぼるように食い尽くしていただきました。ホホ、カマのところは私がいただきたいくらいに美味しそうです。
最後に残ったのはこの骨とえらのみ・・・・魚も成仏してくれると思います。