焼き物(イサキ)


これからの時期イサキが美味しくなります。釣りを趣味にする方も楽しみにする魚のひとつではないでしょうか。


小さいものでしたら塩焼きがいいでしょう。姿のまま鱗をひき、おなかに包丁をさして腸をとってよく洗います。水気をよくふき取って焼く三十分前に塩を振ります。


家庭用のグリルで焼けばOKです。


大根卸しに薄口醤油(濃い口でも可)をふり、ほんの少量の化学調味料をかけて「そめおろし」をつくり焼きあがった塩焼きに添えていただいてみてください。


私たちが使うイサキは300g以上、できれば400gはあるものを使います。


三枚におろして骨を丁寧に抜き、脱水処理をしながら(ピチットシート)一晩寝かせます。


皮が比較的硬い魚ですので、包丁で切れ目をいれ素焼きにします。八分通り火が通ったところで味醂濃口醤油=1.5:1の割合の掛け地を作ってつけながら焼きます。


2回―3回塗って焼き上げて仕上がりです。


浜防風を茹でて甘酢に漬け込んだ酢とり防風などを添えて召し上がっていただきます。ちょっと甘めのたれがイサキにはぴったりだと思います。


これなら少し手をかければ家庭でもできます。


試してみてください。