食わず嫌い


昨日の鰯(いわし)の続きです。


調理場のスタッフの一人に、光物(ひかりもの)は食べるどころか見るのもつらい、というのがいます。


「この鰯、美味いゾーー。もしかしたら考え方がかわるかもしれん。試して見る勇気ある?」と私。


「えーーーー!」
(でも、上役の強引さに負けて)
「じゃ、試してます」とホンの一口。


「・・・・・・・、あれ??美味しい。食べられます!これなら大丈夫ですぅぅぅ」


こういうことはめったにありません。


お客様にはこういう勧め方は絶対にしません。


でも、幼い頃の不味いイメージのトラウマってあるモンなんですね。


あなたも私ン処で食わず嫌い克服していますか??


シャトー・シャス・スプリーン1982 1990
クリュグ ヴィンテージ1985
少量入荷しました。
早いモン勝ちです。


その後、「鰯をを食べられたっていうお宅のスタッフは、親方を傷つけまいと無理して食べたんじゃないのぉぉぉ?」と鋭いご指摘を頂きました。


ウーーーム確かに。


親方思いの弟子を持って幸せです。