勉強会


久しぶりに伺うことができた勉強会。


今回は中国茶を使った中華料理がテーマでした。


今、ほぼ毎日のようにいろいろな種類楽しんでいる中国茶なのですが、初めて知る事がいっぱいでした。


中国本土の一般家庭では、食事中も食後もお茶を飲むという習慣はほとんどないということ。


知ってました?


私には驚きでした。


日本人はお茶なしで食事が終わることが考えられませんので、ウーロン茶の本場中国では当然のようにお茶が飲まれるだろうと思ったら大間違い。


大体、ウーロン茶などといっても知っている中国人の方が少ないのだそうです。


日本料理でもお酒を飲めないお客様がウーロン茶というのは、この十年十五年のことで、CMでウーロン茶の宣伝をいっぱいしているからといって、決して長く続く習慣ではありません。


中国でのウーロン茶の消費量は、お茶の消費全体のわずか数%だと聞いています。


飲茶があるではないか、といわれればその通りですが、飲茶自体、中国全土で一般大衆の皆楽しむという類のものではありません。


中国茶の楽しみ方は地方と、手法が日本とは全く違うのですね。


この数ヶ月、何十種類かの中国茶を楽しんできましたが、昨日中華の職人さんたちから教えてもらった中国茶の種類は遥かにそれを超えるものでした。


店に出してみようかという思いもあったのですが、全く勉強が足りませんでした。


その深さが底知れない中国茶、店に出すとしても自分が楽しみ方を知ってからです。