節分

毎年のことなのですが、ある神社の節分祭に参加して来ました。


着物に裃を着け、神事が厳かに行われた後、境内で豆まきをし、直会(ナオライ宴会)という段取りです。


着物は温かい、といいつつも、この時期はともかく寒い。


神社の本殿は暖房など無い上、神事の最中は30分ほどじっと座ったままです。


成人式の若者なら間違い無く暴れ出しそうな、寒さと神様のありがたさを我慢しなくてはいけません。


その上、豆まきは外へ出た寒空の下。


はじめて参加した頃はズボン下さえ要らなかったのに、歳と共に次第に厚手のベストを見えないように着るようになり、男性用ストッキングから、厚手の股引が必要になって、このごろは年々使い捨てカイロの数が増えていっています。


今年は足袋の下に引くカイロも含めて4個。


参加しているのは平均年齢65歳を遥かに超えた、先生とか社長とか呼ばれる男性が主です。
(板前風情が混ざっているのは不思議な光景ですが)


大広間でのみなの着替えを見ても、かなりの重装備の方々ばかりなのですが、ズボン下も着ない薄着の方が隣に・・・・。


市長でした。(これ内緒の話)