グラン クリュ
本当に幸せな板前であります。
昨日はお得意様のNさんが、ドメーニュ ロマネ・コンティのロマネ・サン・ヴィヴァン1991を持ちこまれ、ご相伴させていただきました。(有名でうんと高い、ロマネ・コンティを造っている醸造所が、ロマネ・コンティの隣の”ロマネ・サン・ヴィヴァン”という畑の葡萄から造ったワインということです)
昨年後半から、飲んだくれ様(掲示板でお馴染みの)が持ってこられた、同じドメーニュロマネ・コンティのラ・ターシュ1989(やっぱりお隣畑)をご相伴し、やっぱりお得意様の別のNさんに開けていただいた、ドメーニュ アンヌ・グロのリッシュブルー1988(これは私ン処のリストの)をご相伴させていただいて、も----!!幸せです。
「まっ、やって、やって」と高価なワインをご相伴させていただくのは、私がよほど物欲しそうな、うらやましそうな顔してるからで、哀れをもよおすのでしょうが、私ン処のお得意様はホントに太っ腹です。
3本ともウットリするほど美味しくて、高名なソムリエのように言葉で、それぞれの違いを鮮やかに表現はできませんが、畑のわずかな差が短い時間に味わったことで感じることができました。
ドメーニュ ロマネ・コンティ、ドメーニュ アンヌ・グロ
ロマネ・サン・ヴィヴァン、リッシュブルー、ラ・ターシュ
偉大な作り手、偉大な畑です。
こんな片田舎の、しかも日本料理店でこういう偉大なワインが飲まれている・・・・ほんと、幸せ。