お手ごろワインの熟成
二年前に買って、今も使っている白ワインがあります。
ロアールのトゥーレーヌ ドメーニュ ド ラ ガルリエールというソービニオン ブラン種のすっきりした白、1996年。
お手ごろ価格で、一般的には熟成など必要がない、買って即飲めるもしくは飲むべきワインだとされているものです。
私ン処でも、買って即使い始めていたのですが、コストパーフォーマンスの優れたワインでしたからある程度の本数を揃えていました。
昨日、グラスワインの注文をいただいて、このトゥーレーヌをお出ししました。後で、残りをいただいてみると、熟成感が出てきて値段以上のワインに成長しているではありませんか。
お手頃ワインは度々味をみると言うことはないので、半年ぶりです。
もっとゆっくり使い始めればよかった・・・・
入手した酒屋に電話すると、もう市場には1998年しかないということです。
お手頃ワインだといって侮ってはいけません。いいヴィンテージのワインは熟成をしっかりするとさらに良いものに成長するのです。
その我慢がなかなかできないんだな。(資金的にも)
それにしても1996年はビックヴィンテージです。
ルフレーブのピュセル、コント ラフォンのムルソー、ヴェルジェのコルトン シャルルマーニュ、マダム ビーズのグットドール、シャブリ レクロ・・・・・
クラクラするほどおいしくなりそうです。
あと5年我慢できるかどうか・・・・・自分で飲んじゃえ!の気持ちを抑えるのが一番の問題です。